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じてんしゃ屋はすぬま 

住所:東京都大田区中央6-30-4

開業してから今年の1月で24年(※取材時)が経ちました。もともとはバイクが好きで、オートバイと自転車を販売している知人のお店に入社しましたが、自転車部門に異動になり、そこから自転車の魅力にハマってしまいました。当時はマウンテンバイクが流行しだしており、よく売れていた印象がありますね。そのお店で15年ほど修行をさせていただき、独立して今のお店をオープンしました。

電動アシスト付き自転車や子ども用自転車だけではなく、スポーツ車やロードバイクといった、どんな自転車のことでも相談に乗ったり、答えられるように営業をしています。

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お店づくりのこだわり

整理整頓をしておくことで修理の時にすぐに部品を出せるので、お店をなるべく綺麗にしようというのが僕のポリシーです。それと、お子様でも来店しやすいようにと考えて、木目調のデザインを取り入れて暖かみのある店内にしたり、自転車が引き立つように壁も白にしました。お店の時計も自転車の歯車になっているのですが、親子で来店しても会話が弾むような内容のものを飾ったりしています。当店でご購入頂いたお客様はファンということで、空気入れや一年以内のパンク修理を無料で対応しています。

お客様とのエピソード

現在、私の息子も一緒に働いているのですが、息子が小学生の頃、私がPTAの会長をやらせて頂いた時のことです。小学校で町探検という授業があり、たくさんの子どもたちがお店に来てくれました。“自転車屋さんはこういうものだよ”と説明をすると、すごく興味を持ってくれました。そこで一番大切だとお話をするのは“事故に遭わない”ということ。自転車に乗るときの服装や、“周りをよく見て運転してね”とご家族から言っていただくのも良いのですが、自転車屋さんが言うと思い出に残るようです。子どもたちには事故にあってほしくないというのを今でも念頭に入れています。

これから目指すこと

自転車屋さんは、作業場のようなイメージがあるじゃないですか。自分の常連のお店がこんなに可愛いとか、当店に来ていることが自慢になるようなお店にしたいです。店内で修理をしながら、何人ものお客さんが雑談をして楽しい雰囲気が流れる、自転車屋の中心になれるように頑張っていきたいなと思います。あとは、もっとバラエティに富んだ車種を置きたいですね。私の息子の若い感性や、妻の意見を参考にしつつ女性の観点から見やすい商品の揃え方なども検討していきたいです。

お客様へメッセージ

お気軽に立ち寄ってもらいたいです。当店でおこなっているサービスは、出来る限りお客様に早くご提供ができるようにしたい。自転車に関することでしたら何でもご相談に乗りますので、是非いらっしゃっていただければと思います。気軽に(笑)。