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「自転車用後席幼児座席(リヤチャイルドシート)」の使用上の注意喚起について

ニュースリリース2010年06月28日

ブリヂストンサイクル株式会社(代表取締役社長 渡辺恵次)が販売しています鉄製の自転車用後席幼児座席(リヤチャイルドシート)の「足乗せ(お子様の足が安定するように足を置くためのもの)」が破損し、お子様が怪我をする事故が発生しています。
事故原因については、「足乗せ」を踏み台にして乗り降りすることを繰り返したり、自転車の転倒が度重なったり、幼児座席の「足乗せ」の取付け方法が誤っていることなどが可能性として考えられます。
これらは、お客様が鉄製の自転車用後席幼児座席をご使用されるにあたっての共通の注意事項となりますので、これまでに当社の鉄製の自転車用後席幼児座席をご購入いただいた全てのお客様を対象に、ご使用上の注意点をお知らせ致します。

詳細は、下記の通りです。


1.経緯

これまでに当社が販売した自転車用後席幼児座席の足乗せが破損し、重傷(消費生活用製品安全法の重大製品事故)を負われる事故が2件発生しました。
同一製品での事故内容は、上記重傷2件を含み以下のとおりです。

(1)重傷に至る破損事故 2件
(2)軽傷に至る破損事故 3件
(3)破損事故(負傷なし)3件
※商品はいずれも鉄製で、誤った方法で取り付けられる可能性がある「NEWロイヤルチャイルドシート」
(販売期間2007年11月〜2010年5月、販売台数約89,000個)



2.破損事故の原因について

詳細については調査中ですが、現在のところ以下の原因により「足乗せ」に想定以上の負荷がかかり、破損に繋がった可能性が高いものと推定しています。

(1)お子様自身が「足乗せ」を踏み台にして乗り降りする。
(2)お子様が「足乗せ」の上に立ち上がる。
(3)度重なる自転車の転倒。
(4)幼児座席の「足乗せ」の誤った方法での取付け。 など

なお、経済産業省とも連携し、原因究明中であり、調査結果を踏まえて適切な対応を検討してまいります。


3.「足乗せ」の強度について

当社が販売している自転車用後席幼児座席の「足乗せ」の強度については、財団法人製品安全協会のSG規格(ウェイト3kg/片側×5万回の振動試験)及びこれよりもさらに厳しい条件の社内の強度試験(ウェイト9kg/片側×5万回の振動試験、22kg荷重/片側の繰り返し作動耐久試験)に合格しており、充分な強度を有しております。
お客様の多様な使用方法への対応を含め、今後とも改善は進めていきます。


4.注意喚起の対象製品

自転車用後席幼児座席に関し共通の注意事項ですので、これまでに当社が販売した鉄製の自転車用後席幼児座席を対象とさせて頂きます。


5.ご使用にあたっての注意点

安全な使用方法と併せ、点検ポイントや使用上の注意点などを以下の当社ホームページに掲載しております。


なお、傷や変形などの異常が認められる場合、あるいはご不安やご不明な点がある場合はご使用を中止していただき、幼児座席をご購入いただいた販売店へご相談するようお願いをしています。

お問い合わせ窓口

<お客様>

フリーダイヤル 0120−72−1911
受付時間
6月28日(月)〜7月4日(日)9:00〜12:00、13:00〜17:00(日曜日は除く)
7月5日(月)以降 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝日及び弊社指定休日は除く)


<報道関係>

販売企画部 048−772−5214
担当:森・佐藤

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