【選手紹介2024】長迫吉拓 プロフィール

長迫吉拓

ナガサコ・ヨシタク / Yoshitaku NAGASAKO


1993年9月16日生・岡山県出身
競技/種目:トラック
主な戦績
・2023アジア選手権 チームスプリント優勝
・アジア競技大会2022 チームスプリント優勝

トップBMX選手から世界メダルを狙うチームスプリント第1走への華麗なる転身

BMXレーサーとして、リオ2016、東京2020と2度のオリンピックに出場してきた長迫吉拓。東京2020大会後に日本トップBMXレーサーというキャリアを突然降ろし、トラック競技・チームスプリントに転向しました。

その競技転向は大成功。第1走に専念し、BMXで培った爆発的なスプリント力でチームを牽引します。これまでに何度もネイションズカップの表彰台に乗り、世界の強豪チームとしての名声を確かなものにしてきました。

BMX時代に世界レースを転戦してきた長迫は、その活動も考え方もワールドワイド。豊富な競技者経験を基に、オリンピックでのメダル獲得の夢に今年、新たな挑戦として挑みます。

(写真をクリックすると、それぞれのレースレポートブログが表示されます)


(>>【長迫吉拓インタビュー】来年のパリ2024が「最後のオリンピック」)

ーーファンの皆さまにはどう呼んで欲しいか

やっぱり自分の名前、『ヨシタク!』 です。ずっとこう呼ばれてますし、しっくり来ます。でも正直、何でもいいですよ。ニックネームも特にないですから。『ヨシタクッ!』だと声に力も入りそうな感じもしますね(笑)。

ーー自転車選手としての自分を紹介すると

僕はBMXレースがルーツにあって、そこからトラックレースに転向してきました。本当に自転車に乗るのが好きで、時間と体力が許す限り何にでも挑戦したい、好奇心旺盛な、自転車大好きな男です。

今はトラック競技のチームスプリントの日本ナショナルチーム第1走として、パリ2024オリンピックを目指しています。


(2023/3/14 UCIネイションズカップ第2戦エジプト)

ーーこれまでの誇れる戦歴を

2013年 UCI世界選手権(ニュージーランド)男子BMX 7位
「アジア人として初のBMX決勝出場だったため」

2018年 アジア競技大会(インドネシア)男子BMX 優勝
2023年 アジア競技大会(中国)男子チームスプリント 優勝
「アジア大会で金メダルを、違った種目で2大会連続で獲っていること。他にはない実績かなと思っています」

ーー得意な種目の得意な状況は

僕はチームスプリントでの第1走、スタートダッシュが得意です。そこしか僕の得意なところはないです(笑)。


(2023/5/12 全日本選手権トラック)

ーーオフの時にしがちなことは

基本的にインドア派で、庭から外にはあまり出ないんです。庭で植物を眺めたり植え替えをしたりすることが多いですね。多肉植物が好きなんですが、植え替えをしたり、見つめたり、写真を撮って成長を確かめるなどしています。

多肉植物は、簡単に増やせるし、増やしていく楽しみもあります。かっこよく育てる方法もあって、それを試しながらやっているのが楽しいです。例えばアガヴェ、塊根植物のパキポディウム・グラキリスといったものですね。基本的にずんぐりむっくりとしている植物、マダガスカルや乾燥地帯に生えるような植物が好きです。

ーー2024年のChase Your Dream

一番の目標はパリ2024オリンピックでメダルを獲ることです。そのために、ネーションズカップやアジア選手権といった大事なレースが控えています。まずは、ここでしっかりと結果を出すことが目標です。

私は4歳から始めた自転車競技を27年間、本気で取り組んで来ました。やっと最終目標のオリンピックメダルが近づいてきました。その挑戦を皆さんに見てほしいです。

⚫︎公式ページ yoshitakunagasako.jp 
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(2023/7/26 長迫吉拓インタビュー『レースの1分前、めちゃくちゃいい緊張が来るんです』)

>>⚫︎チームブリヂストンサイクリング 創立60周年 『チームの歴史』

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