【選手紹介2024】窪木一茂 プロフィール

窪木一茂

クボキ・カズシゲ / Kazushige KUBOKI
チームキャプテン


1989年6月6日生・福島県出身
競技/種目:トラック/ロード
2023年の主な戦績:
・2023トラック世界選手権 スクラッチ 銀メダル
・2023アジア選手権 個人パシュート優勝、マディソン優勝、チームパシュート優勝
・アジア競技大会2022 オムニアム優勝、チームパシュート優勝

数多く勝利を重ねたからこそ、勝利の重みを知るチームの要

チームキャプテンである窪木一茂は、これまでいくつもの主要レースに勝利してきた自転車選手。ロードレースでは全日本選手権を制したことがあり、トラック競技ではリオ2016オリンピック・男子オムニアムに出場したオリンピアンです。

その実力は今も着実に積み重ねられており、昨今のチームパシュートの日本記録更新には必ずメンバーとして入っています。さらに2022年、2023年の世界選手権・男子スクラッチ競技では銀メダルを連続して獲得しています。

実績・実力ともに常にチームをリードし、勝利への流れを作り上げていく。チーム選手が勝利した時には2位に入っていることが多いのも、万全の体制でバックアップする窪木ならではの動き。チームキャプテンであり、勝利へのエースである窪木。チームの要とも言える存在です。

(写真をクリックすると、それぞれのレースブログが表示されます)


(2023/5/28 ツアー・オブ・ジャパン)

ーーファンの皆さまにはどう呼んで欲しいか

好きに呼んでくれて構いませんが、名前『カズシゲ!』でお願いします。

ーー自転車選手としての自分を紹介すると

『発展途上の二刀流』です。『発展途上』と言うのは、今も成長しているということで、『二刀流』とは、トラック競技とロード競技で高みを目指しているということです。


(2023/8/3 UCI世界選手権)

ーーこれまでの誇れる戦歴

・2022年&2023年 UCI世界選手権スクラッチ 2年連続2位
・2016年 リオ2016オリンピック男子オムニアム・エリミネーション 4位
・2015年 全日本選手権ロードレース優勝

ーー得意な種目の得意な状況は

雨の日や嵐の日のレースには『生きている感じ』があって、すごく燃えます。ロードレースは天候が悪くなるほど人間の性(サガ)が出てくるので楽しいですね。

雨、風、嵐、寒さ、速いレース。そういう時こそ水をかけて、水がなければコーラでもなんでもかけて、キツいけれどそこから全力を尽くします。そういう皆が嫌うレースが得意です。どれだけ寒くても嫌ではないです。


(2023/10/8 ツール・ド・九州)

ーーオフの時にしがちな事は

ブランチ(遅めの朝食+早めの昼食)です。趣味も自転車なので、オフにすることは休息でしょうかね。

ーー注目してもらいたいポイントは

トラックであればスプリントが得意なので、スプリントをかける場面でどう勝利を取りに行くのかを見て欲しいです。
ロードレースでも、フィニッシュ前です。フィニッシュ5km前からのチームの連携です。クリテリウムステージでの活躍、『チームブリヂストン・トレイン』をぜひ見て欲しいです。


(2023/10/6 ツール・ド・九州)

ーー2024年のChase Your Dream

日本の男子エンデュランスチーム(中距離競技)の力を世界に見せつけ、パリ2024オリンピックで輝きます。

自分はリオ2016オリンピックに行っているので経験がありますが、若手は初めて行くことになります。そこで1回目だから力を出せなかったとならないように自身の経験を伝えて、また、同じことを自分にも言い聞かせて、オリンピックで結果を残します。そのための覚悟はできています。

⚫︎Instagram @kazushige_kuboki
⚫︎公式サイト https://kazushige-kuboki.com/


(>>窪木一茂インタビュー『ハングリーな生き方』)

>>⚫︎チームブリヂストンサイクリング 創立60周年 『チームの歴史』

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