【2019年ハイライトBGT】ロードレース:重ねてきた勝利とブリヂストン選手の成長

【2019年ハイライトBGT】ロードレース:重ねてきた勝利とブリヂストン選手の成長


TEAM BRIDGESTONE Cycling (UCIコード:BGT) は、2019シーズンを終えようとしています。
今シーズンもみなさまからの、大きな声援と細やかな激励を選手、チーム一同、心から感謝しています。

ロードレース・トラックレースを率いた六峰亘監督は、今シーズンのロードレース全般の印象を、下記のように語ります。

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「2018年にチーム体制が新たなものへと変わってから、19年は18年を経ての2年目というのことになりました。初年度とは状況も、求められてくるものも違います。そういった意味ではプレッシャーはありました。

 うちのチームは、これまで良い結果を出してきた選手が多いです。でもその「結果を出せる選手が、確かに結果を出す」というのは、当たり前のようでとても難しいものです。そういったところを確実に出していけるチームにしたいというのが今シーズンのコンセプトでした。

また2019年は、僕たちが目標としている東京2020オリンピックにとっての大事な年だというのもわかっていたこと。絶対に結果を出し、強い勝ち方をし、オリンピックに出場する資格のあるチームであることを証明するという気持ちで臨みました。

それが具体的にツアー・オブ・ジャパンの優勝につながりましたし、今村や沢田の優勝など若手の活躍ともなって現れました。UCIポイントもチーム10人中で8人が獲れましたし、チーム員それぞれが全方位で活躍してくれました。今シーズンに点数をつけるなら、全体としては80点ぐらいだと言いたいですね」(六峰監督)

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TEAM BRIDGESTONE Cycling 2019年のロードレース・ハイライトを振り返ります。

2019年は3月下旬に始まったロードチームレース活動。まずはUCIレースであるツールド栃木にて黒枝がゴールスプリントで3位に入ります。4月に入って本格的に始まったJプロツアーでは平塚が表彰台に、次には沢田、今村、黒枝の2、3、4位を獲得、そして今村、窪木のワンツー勝利と、チーム総合力の強さを改めて示しました。


(平塚)


(沢田、黒枝、今村)


(今村)

【ツール・ド・とちぎ】第2/確かなチームプレーで黒枝が3位に

【Jプロツアー・広島】《西日本ロードクラシック》平塚が3位・表彰台

【Jプロツアー】第4戦・東日本ロードクラシック群馬/沢田, 今村, 黒枝が2,3,4位

【Jプロツアー第5戦】宇都宮ロードレース/今村・窪木がワンツー勝利を飾る



(窪木)

続く5月のツアー・オブ・ジャパンの最終ステージでの窪木の勝利と石橋の総合7位。

【TOJ2019】 第7・伊豆ステージ/石橋前方で粘り続け12位、総合は7位にUP

【TOJ2019】最終・東京ステージ/窪木を優勝へチームは一つとなって導びいた


そして2連戦となったUCIレース、ツール・ド・熊野のでは沢田が個人TTを優勝、孫崎が第3ステージ2位と、若手選手がその実力を見せ始めました。


(沢田)


(孫崎)



【ツール・ド・熊野2019】プロローグ個人TT / 沢田がコースレコードで優勝


【ツール・ド・熊野2019】第3最終ステージ/中盤の勝ち逃げに乗った孫崎がスプリント2位に


どうしても獲りたかったロード全日本選手権では、個人TTでは多くの選手が転倒、ロードレースは、U23で沢田が2位、今村が3位に。エリートでは窪木の16位が最上位と、確かな結果を残すことはできませんでした。


(徳田)

【2019全日本選手権ロード】個人TT:今村がU23優勝、徳田がエリート男子10位に


【2019全日本選手権ロード】ロードレースU23:沢田2位、今村3位、優勝を逃す

【2019全日本選手権ロード】ロードレース窪木16位、示せなかったチームの実力


(沢田)


しかしその後のJプロツアーで黒枝が活躍、2連戦で2位獲得と沢田とのワンツー勝利を実現します。続いた大分でのUCIレースではクリテリウムで今村が優勝。


(黒枝)

【Jプロツアー第11戦広島】クリテリウムを黒枝が優勝、沢田2位のワンツー勝利


【おおいた いこいの道クリテリウム】UCIクリテリウムにて今村優勝、窪木3位に

7月にあった東京2020オリンピックのテストイベントである『READY STEADY TOKYO 自転車競技(ロード)』にて日本人2位の16位を獲得した石橋。ロードレースの日本ナショナルチーム員として選抜され欧州でのレースに参加します。そのままシーズン後半の主要大会であるツール・ド・北海道に参戦し、第2ステージで2位を獲得しました。



(石橋)


東京2020オリンピック本番まで1年。レースを走って、観て、感じたこと

【チェコ/チェコサイクリングツアー】石橋が最終ステージで逃げ総合73位「欧州での感覚を思い出した」

【ツール・ド・北海道】第2ステージ/逃げ続けた石橋、優勝を逃すも2位に


(石橋)


ロードレースシーズンも終盤に迫ってきた9月、10月、ロードチームの主戦場となっていたJプロツアーで、チーム総合勝利を目指すべく、好成績を重ねていったブリヂストン。

徳田の成長が見え始めたのもこのころで、石橋とのコンビネーションでレース全体を作り、孫崎、黒枝、沢田といったスプリンター勢がゴール前に備えるといった形で臨みましたが、Jプロツアーのチーム総合では2位に。この勝利が来季への課題として残りました。


(徳田、石橋)

【Jpt20 赤城山ヒルクライム】徳田3位、石橋4位、最後まで2対2で追い詰めるも

【Jpt21 維新やまぐちタイムトライアル】チームTTをブリヂストンが圧倒的なタイムで優勝

【Jpt22 秋吉台カルストロードレース】Jプロツアー最終戦/「力と力のぶつかり合い」にて石橋4位、チーム総合2位


「2020年は、東京2020オリンピックに向けてという意味で区切りとなり、なにかが始まる年ともなります。その次の期間に向かっていく準備を行うというのが、来年前半の課題です」(六峰監督)

 いくつもの勝利を挙げたチームブリヂストンのロードレース2019シーズンでしたが、ロードレースとトラックレースを兼任して走った選手もチームには多数います。次項にて、2020年の出場枠獲得に向けて本格化した、チームブリヂストンのトラックレースでの活躍・挑戦をお伝えします。

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