【Jプロツアー・広島】《西日本ロードクラシック》平塚が3位・表彰台



レース名:第53回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会 Day-2
開催地:広島県三原市・広島中央森林公園サイクリングコース
開催日:2019/4/21(日) コース長:147km = 12.3km x 12周
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手:石橋学、今村駿介、黒枝士揮、沢田桂太郎、徳田優、橋本英也、平塚吉光、孫崎大樹

4月21日、広島県三島市・広島中央森林公園サイクリングコースにて行われたJプロツアー《第53回JBCF西日本ロードクラシック》にて、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの平塚吉光が3位となりました。

コースとなる広島中央森林公園のサイクリングコースは、1周12.3kmのアップダウンが繰り返す、高速レースとしてみると厳しいコースプロフィール。距離は150kmほど、消耗戦になりそうな長さです。

チームとしては前半は平塚吉光と徳田優に任せ、後半には孫崎大樹、黒枝士揮といったスプリント力を持つ選手で勝負できる構えです。


(黒枝)

「これまでのJBCFシリーズ戦では、感触こそ良かったんですが得点につながらず、チーム順位が下位になっていました。この広島大会はグレードもプラチナで獲得得点も高い。とにかくポイントを取りに行ったレースでした」(六峰監督)
参戦人数も枠最大のチーム8名で挑みます。うち今村駿介、沢田桂太郎、橋本英也の3名はこれまでTEAM BRIDGESTONE Cyclingのトラック班として活動してきましたが、現在は三島でチーム全体でロードに向けた練習を重ねていることもあり、脚の着実な仕上がりを感じます。


(平塚、徳田)

スタート後、2周めに6名の選手が抜け出し、そこに戦略通り、平塚、徳田の2名が入っています。平塚と徳田は他選手を振り落とすべく協力、後続集団に1分以上の差を保ちつつも、さらにペースを高めて2選手を振り落とします。


(徳田)

レース6周目、この4名中ブリヂストン選手2名という先導グループを嫌った後方のメイン集団が、一気に追い上げて吸収。その混乱から10名の選手の逃げが決まり、ここに再び平塚が喰らいつきました。

「今日の平塚はとにかく走れていました。レース全体で一番動いていたように見えました」(六峰監督)


(平塚)

この逃げが勝利を左右する勝ち逃げとなると感じたチームは、ブリヂストン選手を前方に送り込みます。今村、沢田、橋本を中心に牽引力となりトラックレベルのスピードで石橋学を引き上げ、前方集団に向け発射。

石橋はその速度を受け取り単独で加速、補給地点で速度が緩んだ前方集団を一気に捉えました。


(石橋)

この12名の選手がチャンスを伺っていましたが、ラスト2周でマトリックスの2選手が加速、12名のまとまりが崩れます。

結果7名の選手に絞り込まれ、平塚と石橋はここに残りました。ただ後半に先頭集団に追いつくため脚を使った石橋は、ここからは平塚のサポートに徹します。


(平塚)

最終周回、スタート・ゴール地点の軽い上りを利用し、平塚を含む3名がアタック。しかし平塚はその速度を落として後方に下がり、先に出た2選手から上りで仕掛けたアルベルト・オールイス選手(マトリックスパワータグ)勝利しました。

第2グループとなった平塚と石橋、最後の3位スプリントまで石橋が平塚を温存する形で進め、平塚がゴールにて先着。3位の表彰台に登りました。

「目標としていた点数も取れ、チームランキングも上げられました。チームの総合力としては手応えを感じています。この後のシーズンも楽しみにしています」(六峰監督)

【リザルト】第53回JBCF西日本ロードクラシック 2019/4/21

1 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)3:41:53
2 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)+0:13
3 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:58
7 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+1:03
14 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+4:56
19 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+5:15
26 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+6:29
-- 橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
-- 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
-- 徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF

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