オリンピアンと一緒に自転車の楽しさを学ぶ「ランニングバイク出前教室」開催!

5月8日、東京2020オリンピック・パラリンピックで自転車競技の舞台となる静岡県伊豆市の「認定こども園あゆのさと」で、園児を対象にしたランニングバイク出前教室が開催。五月晴れの青空の下、ブリヂストンサイクリング社員の鈴木光広(ソウル1988 自転車ロード代表)、飯島誠(シドニー2000、アテネ2004、北京2008 自転車トラック代表)が特別講師として園児たちを指導し、触れ合いの時間を楽しみました。

伊豆市が保育園やこども園の園児を対象に、自転車への親しみや興味を持つきっかけを作り、将来の自転車愛好家を増やすために行っているランニングバイク出前教室。将来、「オリンピック選手を目指す」という夢を持つ子どもたちが現れることも期待されます。昨年から、ブリヂストンサイクルゆかりの元オリンピック選手やチームブリヂストンサイクリングの選手たちも特別講師として、日本サイクルスポーツセンターのスタッフとともに園児たちを指導しています。

令和元年第1回の開催となったこの日の教室には、2クラス47人の5歳の園児たちが参加。まずは鈴木や飯島たちに手伝ってもらいながら、ヘルメットを被り、体の大きさにあったランニングバイクを選びます。ランニングバイクとは、ペダルがなく足で蹴って進む子ども用自転車。子どもたちの足腰やバランス感覚を鍛えられると注目を集めています。

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鈴木、飯島はロードバイク、マウンテンバイクで園児たちを先導。園庭を一周したり、ジグザグ走行をしたりと元気いっぱいに駆け回ります。

最後は2チームに分かれて、リレー対決。ハラハラドキドキのデッドヒートが続き、園児たちも大きな声で声援を送っていました。

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教室が終わると、鈴木、飯島から全員に金メダルがプレゼントされ、気分はオリンピック選手。園児たちはオリンピアンの2人を質問攻めにしたり、じゃれあったりと名残惜しそうな様子。「レースが楽しかった!」「かっこいい、自転車選手になりたい!」と目を輝かせる園児たちもいました。

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伊豆市・東京オリンピック・パラリンピック推進課の山口亜裕美さんは「東京2020大会の自転車競技が、伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで行われるので、未来を背負っていく子どもたちに自転車を身近に感じてもらって、自転車競技に興味・関心を持ってもらいたく、このランニングバイク出前教室を始めました。将来、この中から鈴木さん、飯島さんのようなオリンピックを目指したいという子どもが出てきてくれたらうれしいです」と話しています。


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鈴木光広(写真左)

「お子さんの前で自転車の話ができたり、一緒に体験することは、なかなか機会がないのですごく楽しくやらせてもらいました。伊豆市で自転車競技が行われることを知っている子もいましたし、オリンピックが行われること、私たちと一緒に自転車と触れ合ってくれたことを子どもたちは必ず記憶してくれますから、いい機会だと思います。この機会を忘れずに、大人になってほしいな、自転車競技を好きになってほしいなと思います」

飯島誠(写真右)

「今日は天気もすごくよくて、気持ちいい空の下で子どもたちと一緒に楽しめたのは、また原点に戻ったような気持ちでエネルギーをたくさんいただきました。機会を設けてくれた伊豆市、日本サイクルスポーツセンター、こども園の方々の協力で、少しでも自転車や競技に興味を持ってもらえたかなと思います。子どもたちにはまっすぐ元気よく育っていただいて、何人かは自転車に興味を持って、競技を始めてくれたらうれしいです」


今後も、伊豆市では以下の日程でランニングバイク出前教室が開催予定です。

・5月14日(火)土肥こども園

特別講師:鈴木光広(ブリヂストンサイクル)、石橋学(チームブリヂストンサイクリング)

・5月21日(火)あまぎ認定こども園

 特別講師:鈴木光広(ブリヂストンサイクル)、沢田時、平野星矢(チームブリヂストンサイクリング)

・5月28日(火)なかいず認定こども園

 特別講師:宇田川聡仁(ブリヂストンサイクル)、徳田優(チームブリヂストンサイクリング)

・5月29日(水)修善寺東こども園

 特別講師:飯島誠(ブリヂストンサイクル)

・10月26日(水)熊坂こども園

 特別講師:調整中

・日程等調整中 修善寺保育園


※ブリヂストンは、オリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして東京2020大会、そして2024年までのオリンピック、パラリンピックを応援しています。

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