【JBCF群馬CSCロード10月大会 】困難なコンディションでも挑戦を貫いた最終戦
10月25日、Jプロツアーシリーズ最終戦となる群馬CSCロード10月大会が行われた。
150kmのレースは雨も降り気温の低い中スタートし、前半から落車やメカトラブルが頻出。チームもパンクの影響を受けて苦戦する中、選手たちは最後まで奮闘したが、完走者を出すことはできなかった。

JBCF群馬CSCロード10月大会
日程: 10月25日(土)
開催場所: 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター 
距離:6㎞×25=150km
出場選手: 岡本勝哉、矢萩悠也、山下虎ノ亮、三浦一真、木綿崚介
リザルト: https://jbcfroad.jp/wp-content/uploads/2025/09/JPT_rev.pdf
少数で挑むシーズン最終戦・群馬ロード150km
9月大会から舞台を同じくして開催された群馬での10月大会。今回は150kmのロードレースでの戦いとなる。シリーズ最終戦とあり、各チームの個人ランキング争いは激しさを増し、タフなレースになることが予想された。今回、チームブリヂストンサイクリングはフルメンバーでの出場がかなわず5名と少ない人数での出走となったが、アグレッシブな走りで展開に加わることを目標としてスタートした。

スタート前から雨が降った群馬CSC。その雨も相まって強く冷え込み、レースは厳しいものに。序盤からパンクや落車が続き、集団内ではトラブルが頻発し、各チーム苦戦を強いられた。
チームブリヂストンサイクリングもこうしたアクシデントに見舞われる。
岡本、山下がパンクで足止めを喰らうなど経験値のある選手を早い段階で欠いてしまう展開に。残るメンバーは逃げを追うメイン集団で中盤以降も奮闘したが、次第にポジションを下げてしまう。

矢萩が終盤まで耐えて残るが完走することは叶わず、レースを去った。
悪コンディションも相まって完走率の低い非常に難しいものに。それでの温かい声援を受けながら最終戦を走る選手たちの姿が印象的なレースとなった。

【リザルト】
1位 岡 篤志 Astemo宇都宮ブリッツェン  3:45:35
2位  山田拓海 シマノレーシング 00:00
DNF 岡本勝哉、矢萩悠也、山下虎ノ亮、三浦一真、木綿崚介
コメント
監督・宮崎景涼
--今日のレースについて
「レース中はどこのチームもパンクが多く、我々もその影響を受けてしまいました(岡本、山下がパンク)。当初より厳しいレースになることは予想していましたが、コンディションも相まって想定よりさらに難しい結果となってしまいました」
--今シーズンを振り返って
「ロードレースに関して言えばシーズン初期は勝利もあり、いいスタートが切れていたと思います。ただシーズン途中からメンバーを減らして戦う状況にあり、それ以降結果を出すことに苦労してしまったかなと。内容的にも従来の強い戦い方ができない場面もあり、選手たちへの指導も含めて反省点がありました。ただそんな中でも選手たちには成長が見られたので、来年への期待感もあります。苦労したシーズンではありましたが、そんな私たちを今年も変わらない熱量で応援していただけたサポーターや関係者の皆様には本当に感謝しています」
Text :Ryo Kodama
Photo :Satoru Kato
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