【選手紹介2024】新山響平 プロフィール

新山響平

シンザン・キョウヘイ / Kyohei SHINZAN

1993年11月2日生・青森県出身
競技/種目:トラック
2023年主な戦績
・2023 全日本選手権 男子ケイリン 3位
・2023 全日本選手権 男子1km TT 3位
・KEIRINグランプリ S級グランプリ 6位

後半にも落ちないスピードが特性、中距離型スプリンター

短距離種目のチーム員である新山響平。前下がりのサドルと、圧倒的な前荷重のポジションが、新山ならではの走りのスタイルです。公営競技の競輪選手でもある新山は、昨年はケイリンと1km TTの全日本選手権に出場しています。

「突っ張り先行」と呼ばれる全開出力を長く続けるレーススタイルで日々を磨き、​​​競技に出場すれば表彰台を獲得する実力です。その独特のスタイルと高い走行スキルで、競輪界で最も権威あるレースのKEIRINグランプリ2023への2年連続出場を果たしました。

その温かい人柄と力強い先行の走りでファンも多い新山、全競輪選手から9名のみしか選ばれない『S級S班』のひとりです。

(写真をクリックすると、それぞれのレースレポートブログが表示されます)



(2023/5/13 全日本選手権トラック 男子スプリント)

ーーファンの皆さまにはどう呼んで欲しいか

競輪だと、ヒビキって呼ばれます。名前に『響』の字が入っているので。後援会のかたが呼び始めてくれました。

ーー自転車選手としての自分を紹介すると

短距離選手ではありますが、どちらかというと中距離寄りのスプリンターかなと自分では思っています。そして突出して強いところがないので、気持ち一本で走っています。

ーーこれまでの誇れる戦歴を

・2022 第64回 朝日新聞社杯競輪祭(G1) 優勝
・2022ー23 2年連続 S級S班



(2023/5/15 全日本選手権トラック 男子1kmタイムトライアル)

ーー得意な種目の得意な状況は

1kmタイムトライアルでは、スタートが遅いんですが、後半の粘りは悪くないと思います。

そしてケイリンでは、自分は他人よりも長く距離が持つところがあるので、早めにスパートをかけられるというのがあります。

初めからその脚質だなというのは自分の中で思うところはありました。長い距離、長い時間で速いスピードを維持できるようなトレーニングに特化したほうがいいなと思い、これを磨いています。

ーーオフの時にしがちな事は

ロードバイクはもともと好きなので、今も乗っています。練習の一環でもあります。レースも見ますし、休みの日でもやることなければ乗っちゃいます。自分で機材も買ってしまいますから、もう半分以上は趣味ですね。そうなると、トレーニングとしてもモチベーション上がります。

ーー注目してもらいたいポイントは

基本、先行でやっていますけど、一回も誰も前に出さない『突っ張り先行』を狙って走っています。
「ずっと先頭走っているな、あいつ」、とか「そのまま先頭でゴールしたな」とか、思ってもらえると嬉しいです。

一見、単調な勝ち方に見えるかもしれないですが、僕の中ではそれが一番綺麗な勝ち方だと思っています。そういう、一回も誰も前に出さなかったところを見て欲しいです。



(2023/5/14 全日本選手権トラック 男子ケイリン)


ーー2024年のChase Your Dream

毎年の目標は競輪G1レース優勝。KEIRINグランプリ出場と優勝。全日本選手権トラックで1kmタイムトライアル優勝。2024年もしっかりやっていきます。

あまり競技を走らない中で、活動させてもらっています。競輪でもチームブリヂストン選手ががんばっていることをアピールし、いろんな場面でチーム選手が活躍しているのを伝えていきます。

⚫︎Twitter @7k121
⚫︎Instagram @kyohei_shinzan

>>⚫︎チームブリヂストンサイクリング 創立60周年 『チームの歴史』

最新記事

Article

前の記事へ 次の記事へ