【2023アジア選手権トラックDay6】橋本英也が逆転優勝 男子オムニアム

橋本英也が逆転優勝 男子オムニアム【2023アジア選手権トラックDay6】

トラック・アジア選手権が6月14日より始まりました。パリ2024オリンピックの出場枠を獲得できるポイントを稼ぐ上でとても大事な戦いです。

6日目は男子オムニアム。3種目を終えて4位だった橋本選手が最終種目ポイントレースで逆転し優勝しました。

ASIAN TRACK CHAMPIONSHIPS & ASIAN PARA TRACK CHAMPIONSHIPS 2023

日程: 6月14日(水)〜6月19日(月)

開催場所: マレーシア・ニライ

出場選手: 窪木一茂、橋本英也、今村駿介、兒島直樹、松田祥位、太田りゆ、長迫吉拓

スケジュール・リザルト: https://atresults2.wixsite.com/attiming/acct2023

橋本英也が逆転優勝 男子オムニアム

omnium.jpeg

Iスクラッチ

ラスト10周付近で2人の逃げを許すも、集団のスプリントでを先頭でフィニッシュし、この種目を3位で終えました。

IIテンポレース

序盤から牽制気味の展開の中、香港・インドネシアの選手にラップを許してしまいます。しかし橋本選手が中盤からレースを作り始め、彼らのラップを取り返しレースを振り出しに戻します。終盤にかけて更にポイントを追加し9ptを獲得し、1位でフィニッシュ。

Ⅲエリミネーション

得意なエリミネーションの序盤で除外されてしまい。この種目11位と順位を落としてしまいます。3種目を終えての暫定順位は4位。

Ⅳポイントレース

序盤から中盤のポイント周回で持ち前のスプリント力を活かし1位の5ptを獲得します。10回あるポイント周回のうち8回を終えた時点での順位は1位のカザフスタンのZakharov選手と4pt差の2位。上位の選手との差を詰めたところで、最終盤キレのあるアタックから単独でラップを決め、最終ポイントを139ptとし逆転優勝を決めました。

【男子オムニアム リザルト】

podium eiyahashimoto.jpeg

1位 橋本英也(139pt)

2位 Zakharov Aryom(カザフスタン/122pt)

3位 Park Sanghoom(韓国/119pt)

■選手コメント

橋本英也

IMG-1185.jpg

「今日のレースは優勝することができました。皆さん本当に応援ありがとうございました。3種目終わった後は4位でいつもではあり得ない展開でした。しかし、そこから世界選手権に向けて逆転のイメージをして最後にはラップを決めて逆転優勝することができました。皆さま応援ありがとうございました。」

6日間にわたってマレーシアで開催されていたアジア選手権が終了しました。結果としては金メダル8枚、銀メダル3枚、銅メダル1枚とアジアに於ける日本の強さを見せることができ、世界選手権に弾みをつける大会となりました。

アジア選手権を終え、来たる8月には世界選手権が開催されます。世界選手権で獲得できるオリンピックポイントが比重が非常に高いため、パリ2024オリンピックに向けて一番重要度が高い大会です。

引き続き、パリ2024オリンピックに向けての選手たちの戦いを、ぜひ一緒に応援してください。

最新記事

Article

前の記事へ 次の記事へ