松田祥位が終始勝負に絡み3位【群馬CSCロードレース4月大会詳報】

皆さん、こんにちは。今回は、先週末に行われたJBCF群馬CSCロードレース4月大会の詳報を、宮崎監督と選手へのインタビューを交えてご紹介します。

【JBCF群馬CSCロードレース4月大会】

日程:4月23日(土)、4月24日(日)

場所:群馬サイクルスポーツセンター

〒379-1411 群馬県利根郡みなかみ町新巻 3853 番地

距離:DAY1 6km×20 周=120km、DAY2 6km×18周=108km

参加選手 :徳田優、山本哲央、松田祥位、河野翔輝

大会詳細:DAY1 https://jbcfroad.jp/race/154/ DAY2 https://jbcfroad.jp/race/183/

DAY1

お馴染みの群馬CSCは標高約900mと高地に位置しているため、4月下旬ながら桜が咲いていました。1日目は一周6kmを20周する120kmのコース。TEAM BRIDGESTONE Cyclingとの相性の良いコースでもあります。

お昼過ぎにレースがスタート。1周目のタイムは8分20秒とハイスピードで展開され、序盤から一気に人数が絞られます。

7周目で3名の先行、マトリックスの小森選手の単独先行がありましたが、13周目で吸収。

14周目には愛三渡邉選手が単独で抜け出し、そこにマトリックスキンテロ選手が合流。2人で先行しメインとの差は2分を超えます。さらにキンテロ選手が抜け出し単独優勝。

ハイスピードな展開で脚を削られ徳田選手と河野選手を失い、松田選手と山本選手の2人はがそれぞれ9位、19位でゴール。

宮崎監督「何が良かったのか、悪かったのかをしっかりと整理して明日に繋げたいと思います。」

<リザルト>

9位 松田祥位

19位/U-23ネクストリーダー 山本哲央

徳田優(DNF)

河野翔輝(DNF)

DAY2

スタート直後からアタック合戦が繰り広げられ、チームブリヂストンサイクリングからは松田祥位選手と河野翔輝選手を含む12名の逃げ集団が形成されます。

逃げに乗る予定であった山本選手が乗り遅れてしまいますが、松田選手を乗せることができたのでプラン通りの展開となりました。

そのままハイスピードでレースが進み、5周回目には先頭集団も分裂。河野選手を含む約半分がドロップし先頭は7名に。

山本選手はマトリックスのホセ選手と追走に出ますが、分裂した後方の逃げ集団を吸収しタイム差は1分ほどに開き、レース折り返しの9周目にはメイン集団がセカンドグループも吸収し追う動きは落ち着きます。

逃げ集団とのタイム差は2分以上に広がりこのまま逃げ切りの気運に。松田選手に勝負を託します。

残り4周回となったレース終盤、逃げ集団から松田選手がマトリックスの小林選手・キンテロ選手と3人で先行。

松田選手がマトリックスの二人に食い下がりますが、残り1周回の上りで2人に先行されてしまいます。

「最後に小林選手とキンテロ選手に離された時はまだ見える距離にいたので、コーナーで追いつきたいと思いながら、集中力が切れないように自分との戦いだと思って踏んでいました。」と振り返る松田選手。

マトリックスの独壇場に3位で食い込み爪痕を残しました。

山本哲央選手はU-23ネクストリーダージャージをキープしました。

宮崎監督「今回のメンバーで出来る最高の展開となったので反省点はありませんが、マトリックスが強かったです。ネイションズカップで海外遠征に行っているメンバーも帰ってくるので合流し、変わらずトレーニングを続けていきます。6月にはアジア選手権がありますし、TOJやツール・ド・熊野、全日本選手権ロードも控えているのでしっかりと準備して環境を整えていきたいと思います。」

山本選手「今日は松田が乗っていた逃げに入れず、全体的にキレが悪く自分の力不足を実感しました。まだコンディションは上がっていないので、次のTOJに向けて準備していきます。」

河野選手「今日は何もすることができずに力不足を感じました。昨年もそうでしたが徐々に調子が上がってくるタイプなので、6月に行われるアジア選手権の一点に集中してこれからコンディションを整えていきます。」

<リザルト>

3位 松田祥位

16位/U-23ネクストリーダー 山本哲央

32位 徳田優

37位 河野翔輝

<取材小話>

今回のレースからチームに体重計が導入され、選手は遠征中も毎朝体重を測ることが決められたそうです。

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マトリックスが今期も非常に強いと言うことは疑いようのない事実ですが、だからこそどうやって勝てるのかを模索しながら強くなることができているのだと思います。マトリックスの連勝を止められるのはTEAM BRIDGESTONE Cyclingだと信じています。次こそ悲願の勝利を勝ち取りたいですね。

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今回も沢山の応援をありがとうございました!引き続きご声援をよろしくお願いいたします。

Text: Lynn Watanabe Photo: Satoru Kato

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