2020年を振り返る/3月、トラック世界選手権でチームブリヂストンが感じた手応え

2020年を振り返る/3月、トラック世界選手権でチームブリヂストンが感じた手応え

2020年、トラック競技でのTEAM BRIDGESTONE Cyclingは、2つの大きな大会に参戦しました。一つが2月末から3月頭にかけ行われたUCI世界選手権、そして11月の開催となった全日本選手権です。それぞれがチームにとっては大きなターニングポイントとなりました。

これまでとは全く違ったレースシーズンとなったTEAM BRIDGESTONE Cyclingの2020年トラック競技。その3月の世界選手権を振り返ります。


(左:脇本)

**2020年UCIトラック世界選手権**
2020年2月26日~3月1日)@ドイツ・ベルリン

●参加チーム選手すべてが、悔いなく全力を尽くせた

東京2020オリンピックに向けた参加国枠の獲得、そして東京2020オリンピックへの代表候補選手の座を獲得するため、多くの力が注がれた世界選手権。コロナ禍による大幅な感染対策が求められる直前の開催、参加した選手たちは全て、この2020年夏に開催される予定だった本大会を見据えていたことでしょう。

この世界選手権で、それぞれが力を出し尽くす走りができたチームブリヂストン選手たち。脇本雄太が獲得した男子ケイリンでの銀メダルは東京2020オリンピックでのメダル獲得を予感させ、また橋本英也も11位だったものの自身の立ち位置と課題を明確にできたレースとなりました。2人はこの結果を加味され、日本代表内定選手として選ばれました。



(橋本)

また、チームブリヂストン機材サポート選手の梶原悠未選手(筑波大学)が、女子オムニアムで勝利。世界チャンピオンの称号をブリヂストンのトラックフレームとともに獲得し、日本でも大きな話題となりました。

下記が2020年トラック世界選手権、TEAM BRIDGESTONE Cycling選手を中心とした大まかなまとめです。
トピックスは下の5つ。

・脇本雄太が男子ケイリン 2位(東京2020オリンピック 代表内定)
・橋本英也が男子オムニアム11位 (東京2020オリンピック 代表内定)
・機材サポートの梶原悠未選手(筑波大学)が女子オムニアム優勝、世界チャンピオンに
・チームパシュートで日本新記録(3分52秒956)を樹立日本記録を3秒以上更新
・太田りゆ、善戦するも代表内定の座を獲得できず

それぞれの戦いの模様を、リンク先のレポートでご参照ください。


・脇本雄太が男子ケイリン 2位 (東京2020オリンピック 代表内定)




(脇本)
→ レポート『脇本が銀メダル「行くべき時を直感で感じて行動した」【2020UCIトラック世界選手権】 』

予選から決勝に至るまで、自信と共に得意の先行逃げ切り型でレースに臨んだ脇本。決勝での先行をオランダ選手に抜き返され、その選手をゴールで差し切れず2着となりました。


・橋本英也が男子オムニアム11位 (東京2020オリンピック 代表内定)




(橋本)
→ レポート『橋本11位、「スピードがワールドカップより2km/h速い」【2020UCIトラック世界選手権】』

2月29日、男子オムニアムに出場した橋本英也が11位となりました。これまでより、さらに高い速度域でのレース展開。東京2020オリンピックに向けた各国選手たちの仕上がりに、橋本は8月に向けさらに鍛錬を積むべく気を引き締めました。


・機材サポートの梶原悠未選手(筑波大学)が女子オムニアム優勝、世界チャンピオンに




(梶原選手)
→ レポート 機材サポートの梶原選手が優勝、世界チャンピオンに!【2020UCIトラック世界選手権】

女子オムニアムにて、チームBS機材サポートアスリートの梶原悠未選手(筑波大学)が優勝しました。第3種目エリミネーションで落車を喫しましたが、総合ポイントでは2位に大きく差をつけての金メダルでした。


・チームパシュートで日本新記録(3分52秒956)を樹立。日本記録を3秒以上更新




(近谷、今村、窪木、沢田)
→ レポート『 チームパシュート/日本記録を3秒以上更新するも、東京2020オリンピックへの挑戦をここで終える【2020UCIトラック世界選手権】 

男子4kmチームパシュート予選に日本ナショナルチームとして出場した窪木一茂、近谷涼、今村駿介、沢田桂太郎の4名。全力を尽くし出した3分52秒956のタイムは、日本記録をさらに3秒以上更新。しかし結果は予選9位で、オリンピック出場への挑戦は4年後のパリ2024オリンピックまで持ち越しとなりました。


・太田りゆ、善戦するも代表内定の座を獲得できず




(太田)
→レポート 『太田は2回戦へ進めずも、日本は出場国枠1つを確保【2020UCIトラック世界選手権】 』
→レポート 『太田は1/16決勝で敗退、スプリント出場枠を獲得できず【2020UCIトラック世界選手権】 』

女子ケイリン、女子スプリントの出場国枠は、1名選手が双方の種目に出場可能。チームブリヂストンから参加した太田りゆは、日本に2名の出場枠を獲得すべく狙いましたが、世界選手権での成績は振るわず。

しかしこれまでのポイントにより女子ケイリンで1枠を獲得。チームBS機材サポートアスリートの小林優香選手(Dream Seeker racing Team)が東京2020オリンピックの代表内定選手となりました。

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このように世界選手権は、チームブリヂストン選手それぞれが悔いなく力を出し尽くした大会となりました。しかしこのレース以降の、2020年シーズン前半は全ての国際自転車レースがキャンセル、あるいは結果が無効となりました。7月に開催予定だった東京2020オリンピックも1年延期となりました。

これまでとは異なったシーズン、生活へ、この後世界は変貌していきました。


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