【トライアスロン・ITU W杯】リマ大会 上田選手がゴールスプリントで勝利

レース名:ITU トライアスロン ワールドカップ リマ大会
開催日:2019年11月3日(日)
開催地:ペルー共和国・リマ

2019年11月3日、ペルー・リマにて初開催となったITUトライアスロンW杯にて、上田藍選手(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)が優勝しました。これで3戦連続の表彰台(銀・金・金)です。上田選手が目標としてきた「世界舞台で表彰台の常連になること」、怪我からの復帰と共に、これを成し遂げています。

毎週連戦のスケジュールとなっているITUトライアスロンW杯。韓国・トンヨン、日本・宮崎、そしてベルー・リマと続きます。

曇り空でのスタートとなったスイム。まずはスイムを得意とする数名の選手がリードし、上田選手は中盤にてT1トランジッションに向かいます。

4周のバイクパートで、上田選手は、自身が得意とする勝利パターンに持ち込みます。後方から他の選手とともにバイクパートで追い上げ、前方のメイン集団のなかで、その集団の速度を上げて行く上田選手。T2トランジッションには1番手で入った上田選手、ラストのランでアタックをかけます。

ペースを上げた上田選手に、4名の選手が食らいついていきますが、ラン中盤にて1名の選手が脱落、表彰台をほぼ確定した3名での優勝争いとなりました。そして最後の折り返しで上田選手はアタック、残り500mでの最終勝負。ゴールはスプリント勝負となり、これに上田選手が競り勝っての勝利を勝ち取りました。上田選手は、今期これで4度目の優勝となりました。

「さらに勝利を重ねられたことを、とても幸せに感じています」と上田選手。「タフなスケジュールでしたが、今日はとても嬉しい1日となりました。応援いただいた方々に、心より感謝いたします」

【リザルト】
1 UEDA Ai 上田藍(JPN)59:12
2 YELISTRATOVA Yuliya (UKR)59:12
3 BRAVO Elizabeth(ECU)59:12

最新記事

Article

前の記事へ 次の記事へ