【2023世界選トラックがんばれ】橋本英也インタビュー『応援してくれる方々はメイトです』

【2023世界選トラックがんばれ】橋本英也インタビュー『応援してくれる方々はメイトです』


(2023全日本選手権トラック)

2018年よりチームブリヂストンサイクリングの一員である橋本英也。
チームブリヂストンのアスリートアンバサダーでもある橋本は、東京2020オリンピックに男子オムニアム種目で出場し、17位となりました。

いつも明るく、笑顔がトレードマークというイメージの強い橋本選手。
レースでは、野生的とも言える自在な動きで立ち回ります。
その実力は今年前半に、世界選手権に次いでレベルの高いネイションズカップ・エリミネーション種目での優勝、という形で証明されました。


(2023 UCIネイションズカップ第1戦ジャカルタ・エリミネーション/photo:JCF)

応援してくれるファンを大事にして、その応援の力をというのが彼のやり方です。

SNSやファンクラブ通信など、日々の発信も積極的に行なっている橋本選手。
彼の走りの原動力となっているであろう、応援してくれている方々に、どんな気持ちを抱いているのか。
そして、世界レベルを制したエリミネーションでは、どんなことを考えて走っているのか。
そんな具体的な質問をぶつけてみました。

そして世界選手権での橋本選手は、イギリス現地時間8月3日にはチームパシュートに、8月7日には、エリミネーションに出場します。

特にこのエリミネーションでは、ネイションズカップでの勝利に続いて、世界一の証である、アルカンシエル(レインボー)ジャージを手に入れることはできるのでしょうか。

これに期待しつつ、まずは橋本選手の言葉を。



(2023全日本選手権トラック)

ーー2018年にチーム入りしてから、橋本選手が感じた成長はどういったものでしたか?


チームブリヂストンの基盤となる考え方に、『CHASE YOUR DREAM』というものがあります。
これを大きく感じるようになったことです。

夢を持って、それに向かって進む大切さ。

これはもちろん、そのプロセスもそうですし、夢を持って、それに向かっていくことにより、人生のいろいろな発見もできるんだなというのを感じました。

また、チームという意味では、ブリヂストングループの存在は大きく、いろんなところで応援してもらえることは、本当に嬉しく思います。

みんなが見てくれて、期待してくれて、これを感じられることで、グループの皆さんと自分が一つだ、という感覚を感じられるようになりました。


(チームブリヂストン アスリートアンバサダーの萩野公介さん(左)と/2023全日本選手権トラック)

ーー橋本選手にとっての『夢』とはなんでしょう? 


僕にとっての夢は、2つあります。

ひとつは自転車競技、オリンピックでメダルを獲ることです。
そしてもう一つは僕自身が持っている目標で、『自転車の楽しさをたくさんの人とシェアしたい』ということです。

ブリヂストンサイクルのアスリートであるという立場を通して、自分が自転車に乗っている姿や、自転車を通していろいろなことに取り組む姿を見てもらい、皆さんにも自転車を楽しんで欲しいと思っています。



(兒島、橋本、今村/2023全日本選手権トラック)

ーー自身がチームブリヂストンのアスリートアンバサダーであることにどう感じていますか?


僕の趣味である車のタイヤでもお世話になり、あの日常生活はチームスタッフ皆さんへお世話になっているんですが、その中でも自転車に関わりながらアンバサダー活動をできているのが、とてもうれしいです。

自分の活動で、僕の目標であるオリンピックはメダルを取ること。
これをみなさんが応援してくれて、自転車で楽しんむ姿を見てくれて
その自転車を楽しんでもらえるように僕がみなさんの心を動かせたらな、と思っています。



(2023アジア選手権トラック/photo; @Monkey.Curly

ーー橋本選手は、チームブリヂストンとして東京2020オリンピックに出場しました。この経験による学びはどんなものでした?


オリンピックは、僕が取り組んでいる競技の頂点です。それに向かうという目標を持つ大切さを学びました。
目標を設定して、目標が上がっていって、目標だった頂点の舞台に立つ。
それを実現できた喜びを感じました。

メダルは獲れなかったのですが、オリンピックに出ることで、いろんな人が熱狂的に応援してくれたこと。
そして、応援してくれた人の存在を、さらに大きく感じさせてくれたことです。

目標を持って、それに向かって全力で進むこと。それを応援してくれる人の存在を感じられること。
これが何よりすばらしいなと感じました。
 


(2023全日本選手権トラック)

ーーその、応援してくれている方々、というのは橋本選手にとってどんな存在なんでしょう?


応援してくれる方々は、僕にとって「なくてはならないもの」です。
レースを勝った時の嬉しさや、負けた時の悔しさを一緒に感じてくれる、大切な存在だと思っています。

一緒にレースを走るわけではありませんが、同じ体験、同じ時間を一緒に過ごす『メイト』、大事なチームメイトだという感覚でいます。



(全日本選手権トラック)

ーー橋本選手は今年ネイションズカップ第1戦のエリミネーションで優勝し、今度の世界選手権でもエリミネーションに出場予定です。この競技を走る時に大事にしていることは?


簡単に言えば、勝てるように走るということです。
勝てるように走るというのは、レース全体を俯瞰して見れている時だと思っています。

もちろん実際のレース中に自分の前後を見たりもするのですが、特にエリミネーションの場合は、視野を広く持つことが大事です。
一番いい位置を取ったり、その位置からさらに上手く走っていかなくてはならない。回りを俯瞰で見るという感覚が必要だと思っています。
 
俯瞰して見るのは得意ですし、なるべくそうするように心掛けています。
一般的な視点より、もうちょっと上に視点を置くようにすれば、例えばイライラしたりとか、焦るとか、そういうところがなくなると思います。

僕は昔、黄昏れるときがよくありました。黄昏れる時って、その時の自分をゆっくり見つめ直す時間でもあるので、そういう癖ができていたのではないかと思います。

気持ちを切り替える時もそのようにします。
視点を高く持つこと、今の自分がどこにいるのか。このことに気がつくことができます。
今の自分のレース力は、そういうものがつながっていると思います。


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