兒島が狙い通りの山岳賞獲得！ツアー・オブ・ジャパン2023 第二ステージ【京都】

TOJ2日目の京都ステージでは、チームの狙い通りに兒島選手が山岳賞を獲得！兒島選手、宮崎監督のコメントと、チームの現場通信をぜひご確認ください。

【ツアー・オブ・ジャパン2023】

開催日程: 2023年5月21日（日）〜5月28日（日）

出場選手: 窪木一茂、橋本英也、今村駿介、兒島直樹、松田祥位、河野翔輝

詳細：https://www.toj.co.jp/

第二ステージ【京都】

開催日時：2023年5月22日（月）9:45〜

開催場所：京都府京田辺市普賢寺小田垣内６２−１

距離：2.8km+16.8km×6= 103.6km

LIVE配信：https://www.youtube.com/live/O-iFN7X8pII?feature=share

＜コースレイアウト＞

1周16.8kmで陸上自衛隊の分屯地を大きく囲うように作られたコース。鳥谷池への登りを越えた地点に山岳ポイントが設定されている。

＜レース展開＞

スタートから断続的にアタックが続き、河野も途中単独で抜け出すもなかなか逃げは決まらず。1回目のスプリントポイントの手前で1名の選手が抜け出すと兒島を含む3名が追走する形で集団から抜け出す。その後の山岳ポイント手前で先行する1名をキャッチするとそのまま兒島がトップで通過し5ポイントを獲得、逃げグループの4名はその後も順調に逃げ続け2回目の山岳ポイントも兒島がトップで通過し、この日合計10ポイントで山岳ジャージを確定させた。

最終周回には逃げの4名も吸収されいよいよ最後の勝負所へ。

しかし今村以外の選手はチームUKYOの強烈な牽引で遅れてしまい、唯一残った今村が一人でもがくも埋もれてしまいチーム最高位の12位でフィニッシュ。

宮崎監督コメント「結果的には山岳リーダーが取れて良い結果が出せたと思います。ステージ優勝も狙っていたので、そこが取れなかったのは残念ですが、明日以降の走りで挽回したいと思います。今日に引き続き明日も自分たちにチャンスがあるコースだと思うので、山岳賞をキープしつつ、個人ポイント賞、ステージ優勝も狙っていきたいと思います。」

兒島選手「今回、初めての山岳賞を取ることができました。前半はアタックで動いていて脚を使っていたのですが、一回目のKOM（キング・オブ・マウンテン/山岳ポイント）の時は少し休んでからのアタックだったので疲れを感じずに一位でポイントを取ることができました。2回目のKOMは牽制しあいながら登ったこともあり、脚はきつかったですが、4人の中ではスピードがあったのでこちらも一位で通過し、山岳賞を取ることができました。明日からも山岳リーダーを守れるように頑張りたいと思います。」

＜リザルト＞

12位　今村駿介

41位　松田祥位

45位　河野翔輝

49位　窪木一茂

59位　兒島直樹／山岳賞

橋本英也（DNF）

〜レース現場通信〜

1週間続くステージレースのため、その日の疲労を残さずに次の日を迎えることがとても大事です。帯同していただいている奥隅マッサーにより、毎日レース後に選手のマッサージが行われます。

今回のレースで兒島選手が獲得した山岳賞ですが、山岳賞はコース内に設定されている山岳地点で3位までに入り、そのポイントを競うため多くの山岳ポイントを稼ぐ必要があります。山岳ポイントを見落とさないためにも、選手のバイクに取り付けたマップで随時確認しています。このマップではM（=Mountain）が山岳地点を示しています。