【23年チームメンバー紹介】長迫吉拓




2023年シーズンが始まりました!今季所属する14名の選手、監督・メカニックをご紹介します。

今年は、パリ2024オリンピックの出場を賭けたポイント獲得争いが行われる、チームの最大の目標である『オリンピックでのメダル獲得』のために非常に重要な意味を持つ一年となります。

チームメンバーのことをより知っていただき、応援していただけると嬉しいです。

長迫吉拓(ながさこ・よしたく) Yoshitaku NAGASAKO

1993年9月16日生まれ。乙女座。岡山県出身。

ーー自己紹介をお願いします。

長迫吉拓(ながさこ・よしたく)、岡山県出身の29歳です。動物や植物が好きです。実家がバラ園ということもあって植物は昔から好きですね。

ーー自転車を始めたきっかけは?

僕が4歳の時に、父がバラ園を始めるために地元の岡山で土地を買ったんです。その目の前にBMXのコースがある公園があって、BMXに乗り始めたのがきっかけです。

親も仕事が忙しくて構ってもらえなかったので、そのコースで練習しているお兄ちゃん達に混じって、教えてもらったりしていました。

その後、2008年の北京オリンピックからBMXがオリンピックの種目になったんですが、それをスマホ越しに見ていました。当時は(まだ小さくて)自分がオリンピックに行くイメージは持てていなかったのですが、高校生に上がってから体格もある程度周りと大差がなくなってきて、「(オリンピックに)出たいな」と思い始めて。

当時は日本のBMXの練習環境が整っていなかったこともあり、FacebookでアメリカでBMXをやっている人を探してコンタクトして、会ったこともないその人を頼ってアメリカに行って、ということをやりましたね。それが16-17歳の時だったのですが、高校を中退して、「僕はこれで生きていく」と覚悟を決めました。

ーートラック競技はいつから始めたのですか?

2016年のリオオリンピックのために練習拠点にしていたスイスで当時の(ジュニアのナショナルチームの)トラック競技の監督に会って。BMXも脚がエンジンなことに変わりがないのでトラック競技で重たいギアを踏んでみたいと思ってその監督に「練習に参加させてほしい」というお願いをしました。

その後にブノワ(当時の短距離ヘッドコーチ)の体制に変わってから計測してみたところ実走の面でタイムが良く、「トレーニングとしてではなく競技としてもできるんじゃない」ということを言われて。当時はBMXが夏のシーズン、トラックが冬のシーズンと分かれていたので両方やってみようか、ということで掛け持ちをし始めたという感じです。

ーーチームブリヂストンサイクリングでやりたいこと

次のパリ2024オリンピックは、出場できれば3大会目になります。僕の中でもこれが最後の挑戦になると思うので、今まで手に入れられなかったオリンピックでのメダル獲得を一緒に目指していきたいなと思います。

あとは、自転車を降りたところでも魅力のある人間、誰かに影響を与えられる人間になれるようにブリヂストンと一緒に成長していきたいです。

ーー今年の目標

オリンピックのポイント獲得争いが始まるので、チームスプリントの一走としてのタイムを上げることと、チーム全体の士気を上げていくことです。

ーーオフの日の過ごし方

目的がなければあまり動きたくないので、家にいることが多いですね。家で植物関連のYouTubeを見たりしています。ふらっとどこかに行こう、というのがあまり好きじゃないので、「ドライブ行こう」だったり「コーヒー屋さんに行こう」というのはしないですね。

植物は好きなので植物屋さんに行ったりはしますね。あとは、動物と触れ合えるので、年に一度は伊豆シャボテン動物公園やiZoo(イズー)にも行きます。



▼長迫吉拓選手をもっと知りたい方はこちらをチェック!

WEB: https://yoshitakunagasako.jp/

Twitter: https://mobile.twitter.com/YOSHITAKING993

Instagram: https://www.instagram.com/yoshi993nagasako/

Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCsCJn8JfydMkLvtb5X8hnsg

  

  

Interview&Text: Lynn Watanabe Photo: Satoru Kato

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