山本哲央が単騎のスプリントで2位【南魚沼クリテリウム・ロードレース詳報】

皆さん、こんにちは。先週末は新潟県の南魚沼市にて、JBCF第11戦・12戦となる南魚沼クリテリウム、南魚沼ロードレースが開催されました。トラック世界選手権への渡欧を控えているため、今回は徳田優・山本哲央・河野翔輝3名の出走となりました。

1日目のクリテリウムでは山本哲央選手が2位と去年に続き健闘、経済産業大臣旗の獲得は叶いませんでしたが、2日目のロードレースではシーズン後半から調子が上がってくる河野選手がサバイバルな展開でチーム唯一の完走者として14位でフィニッシュしました。

【第2回南魚沼クリテリウム】

日時:9月18日(日)13:30 〜14:40

開催地:新潟県南魚沼市六日町・坂戸特設コース 1.24km

距離:1.24km×40周=49.6km

参加選手:徳田優、山本哲央、河野翔輝

LIVE配信: 第2 回 JBCF 南⿂沼クリテリウム

詳細:https://jbcfroad.jp/race/169/

雨が降ったり止んだりと路面がウェットなコンディションの中で、二回目の開催となった南魚沼クリテリウム。地元の皆様に見守られながらレースがスタートしました。

序盤のアタック合戦が続くなか、7周回目あたりから山本選手が逃げを決め積極的な走りを見せます。

アタックしては吸収、を繰り返す中で入部選手(弱虫ペダル)と横山選手(シマノ)の2名の逃げが決まり、10秒ほどのタイム差が開きますが、ラスト4周目ほどで愛三がコントロールする集団が吸収。

ハイスピードなレースで後ろの選手が千切れていき集団も人数を減らし、河野選手と徳田選手がドロップ。チームブリヂストンサイクリングは山本選手のみでスプリントへ臨みます。

前方を愛三工業レーシングチームの選手が固まる中、山本選手が単騎で挑み先行しますがゴールスプリントで惜しくも2位となりました。

<リザルト>

2位/U-23ネクストリーダー 山本哲央

徳田優(DNF)

河野翔輝(DNF)

山本選手「去年はゴール前の上りがかかっている橋のところで先行されて差し切れず終わってしまった反省がありました。なので今年は先行しようと思っていたのですがラスト100m程のところで差されてしまい、結果今年も岡本選手に負けてしまいました。強かったです。」

【第56回 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ / 第7回 JBCF 南魚沼ロードレース】

日時:9月19日(月・祝)12:30-16:45

開催地:三国川ダム周回コース 12km/1周(左回り)

距離:12km×13周=156km

参加選手:徳田優、山本哲央、河野翔輝

詳細:https://jbcfroad.jp/race/170/

昨年勝ち取り、1年間クラブハウスに飾らせていただいていた経済産業大臣旗はレース前に返却し、2年連続の輪翔旗獲得を目指して南魚沼連戦2日目のロードレースに臨みました。

三国川ダムを大きく囲むように引かれ、細かいアップダウンの続く1周12kmのコースレイアウトとなっています。

去年は序盤の逃げの逃げ切りゴールで終わったため、それを見越して逃げに乗れるように前々で勝負する、というプランでした。

<経済産業大臣旗の返還:徳田優選手(左)>

レース前半で山本選手のパンクのトラブルがあり、一度遅れると取り返すことが難しくそのままDNF。本調子を取り戻せていない徳田選手も8周目でドロップと厳しい展開に。

72名の出走者のうち完走者が14人という非常にサバイバルなレース。今回は勝負に絡むことは出来ず、チームの唯一の完走者は河野翔輝選手で14位となりました。

宮崎監督コメント「少ない人数で経済産業大臣旗をキープしようと頑張りましたが、機材トラブルや人数の不足もあり思うように行きませんでした。次の群馬は得意のコースなので、今回の反省を活かして挑んでいきます。」

<リザルト>

14位 河野翔輝

徳田優(DNF)

山本哲央(DNF)

経済産業大臣旗の獲得はならず、チームとしては厳しい結果となってしまいましたが、今回の学びを活かして今週末は群馬3連戦に出場します。皆さま、今回も沢山の応援をありがとうございました。

怪我の療養をしていた沢田選手も群馬3連戦3日目のまえばし赤城山ヒルクライムで待望の復帰となりますのでご期待ください。引き続きチーム・選手の応援をよろしくお願いいたします。

チームの動きや選手の様子なども紹介していく予定ですので、インスタグラムの投稿やストーリーズも合わせてチェックしていただけると幸いです。

▼Instagram

【公式】ANCHOR (@anchor_bridgestone) • Instagram photos and videos

Text: Lynn Watanabe Photo: Satoru Kato

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