【今日開幕!】チームが参戦する『トラック・ネイションズカップ』が大事なレースである理由

トラックネイションズカップ2021香港大会にチームブリヂストンが参加

2021年5月13日(木)〜16日(日)に行われる、トラック・ネイションズカップに、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの選手7名が出場します。
場所は中国・香港の香港ベロドローム。
出場チーム選手は、脇本雄太、橋本英也、太田りゆ、窪木一茂、今村駿介、新山響平、兒島直樹です。

このうちの脇本、橋本、窪木、今村、兒島の5選手はチーム名も『日本ナショナルチーム』として参加、ナショナルジャージを着て参戦します。太田と新山はチームブリヂストンとしての参加、ジャージもチームブリヂストンのものを着用します。

photos from: http://ucitnationscup.hk/、the Cycling Association of Hong kong

ネイションズカップは、オリンピック・世界選手権に次ぐ格付けのレース

ネイションズカップとは、UCI(国際自転車競技連合)が開催する、世界トップレベルのレースのことです。
また、これまでの『トラック・ワールドカップ』に変わる今シーズンからの新レースシリーズともなります。

UCIによるトラックレースではレースは次の通りに分類されています。
 ・オリンピック
 ・世界選手権
 ・ネイションズカップ
 ・各大陸選手権
 ・その他の大会
   地域大会
   国際イベント
   クラス1、2
   各国選手権

このリストの上位にあるほど、レース自体のいわゆる『格付け』も上がります。
つまり、ネイションズカップはオリンピック・世界選手権に次ぐ格付けのレース。ここで好成績を獲るのは、世界レベルで誇れる成績を残せたことに他なりません。


世界ランキングを上げていくのは、トラック競技における予選のようなもの

また、もう一つ大切な要素が、各レースで獲得できるUCIポイントです。
上に挙げたレースで上位に入った選手は、順位ごとにそのレースに定められたUCIポイントを獲得できます。

ポイント獲得数は、オリンピックと世界選手権が1番多く、ネイションズカップがそれに次ぎ、大陸選手権が続きます。
特にオリンピック、世界選手権といった最高峰の大会では、各競技ごとに出場できる最大人数が種目それぞれに決まっています。
出場枠はランキング上位から与えられていくため、UCIポイントを獲得することそのものが、予選のようなものなのです。

今香港大会、チームブリヂストン選手の参加種目は?


ネイションズカップは年に3回、春から夏にかけて、3つの場所で開催されます。
2021シーズンは、4月にイギリス、5月に中国、6月にコロンビアでの3戦が予定されていましたが、初戦イギリスはコロナ禍にてキャンセルされています。

香港大会に参加するチームブリヂストン選手の日程と種目は以下の通りです。
 13日(木)
   男子チームパシュート:窪木、今村、橋本、兒島

 14日(金)
   男子個人パシュート:今村
   男子個人タイムトライアル:窪木
男子スクラッチ:窪木
   男子エリミネーション:橋本
   女子スプリント:太田

 15日(土)
   男子マディソン:橋本、今村
   男子ケイリン:脇本、新山

 16日(日)
   女子ケイリン:太田
   男子オムニアム:橋本
   男子スプリント:脇本、新山

公式のタイムスケジュールは、こちらのリンクから参照いただけます。


チームブリヂストン選手のコメント

ネイションズカップに挑む東京2020オリンピック代表内定選手である脇本、橋本のコメントを掲載します。(JCFプレスリリースより)


東京2020オリンピック 男子ケイリン代表内定  脇本 雄太(わきもと ゆうた)

ネイションズカップ香港大会は、オリンピックの唯一の前哨戦として、万全かつ最高のパフォーマンスでレースに臨みたいと思います。勝ちを獲りに行くのはもちろんのこと、レースの組み立てや戦略面も完璧を目指します。応援よろしくお願いします。


東京2020オリンピック 男子オムニアム代表内定  橋本 英也(はしもと えいや)

オリンピック前のネイションズカップ、とてもワクワクしています。コロナ禍で大変な状況には変わりないで すが、少しでも見ていただいている方に「面白いな」と思ってもらえるように全力で走ってきます!


本格的に始まったトラックシーズンに挑むTEAM BRIDGESTONE Cycling選手たち。
皆様の熱い声援をよろしくお願いいたします。


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