自転車 x 探究心 = 近谷 涼 【2020BGT選手紹介】

自転車 X 〇〇〇 = ブリヂストン選手

アスリートにとって、こんなに辛い時期はないことでしょう。今は自身の原点に立ち返り、再スタートに備えます。
なぜ自転車に関わり、入れ込み、愛しているのか。
2020年をTEAM BRIDGESTONE Cyclingとして走る選手たちに、その理由を聞きました。

TEAM BRIDGESTONE Cycling【2020BGT選手紹介】

自転車 X 探究心 = 近谷 涼 (ちかたに りょう)

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Ryo CHIKATANI
トラック/ロード
1992/4/17 富山県出身

2019年主な戦歴
19-20年 アジア選手権 チームパシュート 優勝
全日本選手権 チームパシュート 優勝
全日本選手権 個人パシュート 2位
JBCF 群馬交流戦 3位

ーーなぜ自転車に

自転車は率直に好きです。これまで、人間、食べ物、ゲームなどいろんなものを好きになってきましたが、そのなかでも自転車は、一番自分の探究心がつよくて、続けられて、そしていまだに答えが見つからないものです。ここまで答えが見つからないものって、他にありません。

日々ポジション、食事、トレーニングなど、さまざまなアプローチのパズルを組み合わせて試行錯誤しています。これが正解というものがあれば苦労しないのですが、そういったものがない中で、ある日突然に、急にパズルが組み上がるじゃないですけど、その成長が感じられることがあります。その時の嬉しさが、自転車を好きな一番の理由ですね。

ーー自転車の魅力は

ポジションを少し変えてみたり、今日の調子を感じ取ってみたり、ちょっとした日頃の変化を楽しんでいます。もちろん自分の中で今一番良いと思うポジションでいつも走っているんですが、それを大げさに変え、想像もしていなかったポジションを試してみると、意外にワット(=出力)が同じでもタイムが上がっていたりなど、意外な発見があります。10年ぐらい続けている今も、まだ全然進化できる。それが面白いんですよね。

ーープロとして走り続ける理由は

自分の中でやり遂げたい、という信念みたいなものがあって。それがここまで繋がってきた、というのもあるかもしれないです。高校時代、大学時代と感情をむき出しにせずに、自分のなかで昇華してやってきました。「熱いものを感じられない」と言われたこともありましたが、心には秘めたる燃え上がるものがずっとありました。

ーー自転車を使って成し遂げたいのは

一人の人間として成長していきたいと思います。自転車を使って成長してきたことはいっぱいあります。そして当然、自転車を通じて出会ってきた多くの人たちのおかげで成長できた、という感謝の想いもあります。
この後も、人として生きていく上でも、自転車を通して人格形成というか、人として成長したいですし、成長させて頂いた方々へ恩返しをしていきたいです。


ーーあなたにとって、自転車とは?

つねに喜怒哀楽を共にする、いつも一緒の相棒というところですね。なんども自転車で泣いて、なんども喜んできました。そんなのって、他になかなかないと思いますから。

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