高校生が伝える夢舞台 【韮高新聞に取り上げられました】

※本取材は2020年2月20日に実施されました。DSC_3310.jpg

静岡県立韮山高等学校の写真報道探究部は、全国でも指折りの強豪校です。同部が年3回発行している「韮高新聞」は、2018年1月に発表された第47回全国高校新聞コンクールで最高賞となる文部科学大臣賞を受賞し、日本一に輝きました。また、翌年の第48回大会でも朝日新聞社賞を受賞しています。

2020年2月、TEAM BRIDGESTONE Cyclingが拠点を置く三島市に隣接する、伊豆の国市に韮山高等学校が校舎を構えていることもあり、同部の部員たちから取材の依頼をいただきました。

今回は、「韮高新聞」内の東京2020オリンピック・パラリンピックに関する特集の一部とのことで、各地でオリンピックに関する講演会を数多く行っている飯島誠(ブリヂストンサイクル従業員/オリンピック3度出場)が、チームのクラブハウスでお話をさせていただきました。

「これまで自転車競技のことは知らなかった」と話していましたが、飯島が関心するほど事前準備をしっかりとされており、かつ高校生らしい柔軟な発想で、さまざまな質問が飛び出しました。

取材後、東京2020オリンピック・パラリンピックの延期が決定し、紙面内容の変更も余儀なくされたなかで、写真報道探究部のみなさんが作り上げた記事を提供いただきましたので、ぜひご覧ください。


今回、東京2020オリンピック・パラリンピックを迎える開催地の学生たちがどのような想いを抱いているのか? 取材してみて、どうだったか?など、「韮高新聞」の取材終了後に少しお時間をいただいて、逆取材をさせていただきました。

ー TEAM BRIDGESTONE Cyclingを取材しようと思ったきっかけを教えてください。

写真報道探究部:5月号の「韮高新聞」で東京2020オリンピック・パラリンピック特集をすることがまず決まったのですが、私たちの地域に根差した内容にしたいと考えていました。伊豆市が開催地だったので、自転車競技に焦点を当てようということになり、三島に拠点を置かれているTEAM BRIDGESTONE Cyclingさんに打診をさせていただきました。

ー しっかりと事前準備をされて取材いただきましたが、どのように準備されたのですか?

写真報道探究部:まずは部員それぞれが下調べをして、質問を考えました。部活動の中で各自が質問を持ち寄り、精査して取材に臨みました。

ー 飯島を取材していただき、クラブハウスの中も見学いただきましたが、どうでしたか?

写真報道探究部:通学で毎日自転車に乗っていますが、それとはまったく別のスポーツとしての自転車の世界があることを今回初めて知りました。飯島さんが「高校生から競技を始めてもオリンピックを目指すことができる」と話されていたことが印象的で、まわりの高校生にも知ってもらえたらなと。
オリンピック出場選手を輩出するチームが、地元にあることを誇らしく思いましたし、私たちが行っている地域活性化への取り組みにも繋がっていくと良いなと感じました。

ー 高校では東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて準備していることはありますか?

写真報道探究部:私たち高校生は東京2020オリンピック・パラリンピックにボランティアとしては参加できないので、生徒会を中心に学校全体で何かできないかと話し合っているところです。今回の取材をきっかけに自転車競技のことも深く知れたので、大会当日はみんなで応援できればと思っています!

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取材の前に、自転車競技をより知ってもらうために、各地で飯島が行っているオリンピック・パラリンピックの講演会の内容を聞いてもらいました

DSC_3126.jpg飯島がワットバイクにまたがり、部員たちに自転車競技のスピード域を説明

DSC_3218.jpgメカニックルームでは、ずらっと並んだチームバイクの姿を見てもらいました。バイクの値段を聞いてびっくり

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