【Jpt19 まえばしクリテリウム】スプリントで窪木2位に、トップ10にブリヂストン4選手

【まえばしクリテリウム】Jプロツアー第19戦、窪木2位に、トップ10に4選手


レース名:まえばしクリテリウム2019(Jプロツアー第19戦)
開催日:2019年9月28日(土)
開催地:群馬県前橋市 群⾺県庁、前橋市役所周辺 特設周回コース(公道周回3.5kmコース)
コース長:42km = 3.5km x 12周
TEAM BRIDGESTONE Cycling参加選手:
窪木一茂、黒枝士揮、沢田桂太郎、近谷涼、橋本英也、平塚吉光、孫崎大樹

9月28日、Jプロツアー第19戦の「まえばしクリテリウム」が群馬県前橋市で開催され、TEAM BRIDGESTONE Cycling窪木一茂が2位、黒枝士揮が4位、沢田桂太郎が5位、孫崎大樹が9位と、4人の選手がトップ10を獲得しています。



Jプロツアーもシリーズの大詰めを迎えています。チームブリヂストンは今シーズン、このJプロツアーに全戦出場、主戦場としてきました。その本気での取り組みという意味で、チーム総合の首位は確実に手にしておきたいところです。

シーズン序盤から中盤にかけて勝利と上位入賞を重ねてチーム首位だったブリヂストン、シーズン後半にマトリックス・パワータグの外国籍3選手に許した大量得点により首位を逆転されます。肉薄するポイントのなか残り4戦となったJプロツアー、ポイントを欲張らなくてはいけない状況です。


前橋市役所、群馬県庁が並ぶ前橋市の中心街で行われたまえばしクリテリウム。1周3.5kmの平坦なコースには、両端の180度ヘアピンコーナー、幅の狭いコーナーが続くなど、都会ならではのレイアウトです。


このクリテリウムでチームが立てた作戦はワン・ツー・スリー。スピードあるトラック選手を多く擁するブリヂストンなら可能な、表彰台の独占と大量得点の獲得です。

42kmという短いレース、集団はほぼ一つとなってレースは進みました。逃げが決まらないよう集団のスピードを絶えず上げておく、そのために平塚吉光、橋本英也が主軸となって集団の先頭を固めて引き、高い速度のまま全体を掌握し、レースはそのまま最終周回へ。


宇都宮ブリッツェンが前を固めています。そこにブリヂストン選手たちが隊列を組み、最後ワンツースリーへと向かい速度を上げるブリヂストンのトレイン。ここに他の選手たちが引き離されないよう追いすがるなか、窪木が早めに隊列を飛び出しゴールを狙います。

去年のこのレースでも窪木は、同じく早駆けして勝利を飾っています。黒枝士揮、沢田桂太郎ら最終スプリントを狙える選手たちが窪木を追い、表彰台独占を狙います。


しかしそこに窪木に反応したオールイス・アルベルト選手(マトリックスパワータグ)、岡篤志選手(宇都宮ブリッツェン)が共に上がり、ゴールではハンドルの投げ合い、結果窪木は2位となりました。黒枝が4位、沢田が5位となり、狙った表彰台独占とポイントの大量得点獲得は叶いませんでした。

「レース運びとしては完璧に近かったんですが、最後が悔やまれます。マトリックスの得点につながってしまったのが、一番痛いですね」(六峰監督)

残すJプロツアーは3戦、チーム首位の奪還のためには、これからは言葉通りに一つ落とすこともできません。TEAM BRIDGESTONE Cyclingの残されたレース、みなさまの応援をよろしくお願いいたします。



【リザルト】2019/9/28 まえばしクリテリウム2019
1 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)54:35
2 窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:00
3 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)+0:00
4 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:00
5 沢田桂太郎(TEAM BRIDEGSTONE Cycling)+0:00
9 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:03
19 橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:14
29 近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:17
48 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+1:37

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