【2019ジャパン トラックカップ】II / 40kmマディソン、窪木・近谷ペアが5位に

トラックカップII / 40kmマディソン、窪木・近谷ペア5位に

(窪木、近谷)


レース名:2019ジャパントラックカップ II / 男子マディソン
開催日:2019年8月24日(土)
開催地:静岡県 JKA250ベロドローム
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手
今村駿介、窪木一茂、近谷涼、橋本英也

8月24日(土)に行われた、2019ジャパントラックカップ II、距離40kmのマディソンに出場した窪木一茂と近谷涼が5位となりました。海外でのワールドカップや世界選手権で顔を合わせる選手たちと走る機会は、ブリヂストン選手たちに大きな刺激を与えました。



(窪木、近谷)


東京2020オリンピックの正式種目であるマディソン。2名の選手がペアを組んで走るこの競技、昨日に続いての出場です。今日のペアリングは、TEAM BRIDGESTONE Cyclingとして窪木と近谷の昨年全日本チャンピオンを獲得したペアが出場、そして今村駿介と橋本英也は日本ナショナルチームとしての出場となります。

レースは混沌した状況から始まり、高いスピードで展開します。序盤のポイント周回まで、各国選手たちが入り混じりながらポイントを獲得。今村・橋本も1位ポイントを獲得しています。



中盤から、ホンコンチャイナが先頭に出て彼らの独走が始まりました。この走りについていったオーストラリア、ベルギーの2チームがさらにスピードを引き上げ、ホンコンチャイナを置き去りにした後に周回遅れを取ります。

残るチームが後手に回ってしまった感じがあるなか、橋本が突然転倒しました。



(窪木、橋本)


「スローパンク(ゆっくり空気が抜けるパンク)で転んじゃいました。転ぶスピード域ではなかったので理由がわからなかったんですが、その後に交代したときに、タイヤがだめになっていて、交換のために止まりました」(橋本)

その後も、ブリヂストン選手たちはポイント周回で着実に順位を獲得しポイントを重ねましたが、表彰台には届きませんでした。窪木・近谷ペアが5位、今村・橋本が6位となりました。思ったようにレースを進められなかったとブリヂストン選手は異口同音に語ります。



(橋本、今村)


「今日の結果はメンバー的にも、テクニック、経験的にも、仕方なかったかなと思っています。ただ、ポイントを取りに行って、きちんと取れているところは、そんな中でも良くなっている点かなと。
 あとはタイミングとか、経験とか、テクニックとか、それらがうまく噛み合えば、強い相手でも昨日みたいにもっと上位に行けるかなと思います」(今村)

「今日は全体的に反省すべき点が多いレースでした」(橋本)



(左から:窪木、近谷)


「ちょっと今日は挑戦して、ギアを重くしたんです。そしたらレースの中盤に重たくなってきて脚に来てしまって。一度ペースを落として回復したんですが、追いつきませんでした。
 ギアを重めにかけて、どんな感じかというのがわかったので、それはそれで良かったです」(窪木)


「こういった、ワールドカップや世界選手権級の海外招待選手の多いレースは、レース序盤から終盤まで動きも多く、レーススピードは常に速い。こういう機会で走らせてもらって、勉強になることが多かったです。
 僕たちはまだ未熟ですが、そんななかでも少しずつ、毎年このジャパントラックカップを走る中で、対応できているなというのは、走りの中で身をもって感じています。
 一気には難しいですが、少しずつ差を詰めていければなと思います」(近谷)



(近谷)


【リザルト】2019ジャパントラックカップ II マディソン 2019/8/24
1 オーストラリア ナショナルチーム 53pts
スコット・キャメロン/ハワード・レイ
2 ベルギー ナショナルチーム 44pts
デ・ケテル・ケニー/ギス・ロビー
3 ホンコンチャイナ ナショナルチーム 33pts
チェン・キンロ/レン・チュンウィン
5 チーム ブリヂストン サイクリング 18pts
窪木一茂/近谷涼
6 日本ナショナルチーム  14pts
橋本英也/今村駿介

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