【ITUトライアスロン2019東京】ミックスリレー/ベンソン擁するイギリスチーム接戦にて2位に


(イギリスチーム、ベンソン選手=左から2番目)


レース名:ITU世界ミックスリレートライアスロンシリーズ(2019/東京)
開催日:2019年8月18日(日)
開催地:東京・お台場海浜公園周辺特設コース
コース長:9.7kmx 4 周
(0.3kmスイム、3.7kmx2=7.4kmバイク、1kmx2=2kmラン)



(ベンソン選手)


2019年8月18日(日)、東京・お台場海浜公園にて行われたトライアスロン ミックスリレー競技のITUワールドシリーズに、ブリヂストンのバイクに乗るゴードン・ベンソンがイギリスチームとして参加し、イギリスチームは2位となりました。最終走者同士のゴールは写真判定に持ち込まれたほどの接戦でした。


2020東京オリンピック、パラリンピックのテストイベントとして、2019年8月15〜18日の期間に、本戦の会場となる東京/お台場にて開催されたこのトライアスロンイベント。
18日に開催された2020東京大会より新たに競技種目となるトライアスロン・ミックスリレーに、メダルを狙うゴードン・ベンソン選手(イギリス)が、イギリスチームの一走として出場しました。



ミックスリレーは、男女4名の選手からなる国ごとのチームで、短いトライアスロンコースでの総合タイムを競います。個人トライアスロン競技とは、その競技特性も異なってきます。

「個人競技では、ランが強い選手が総合的に強いんです。スイム、バイクでは集団の中で体力を温存し、最後のランで勝つことができる。でもチームリレーは短い距離ですから、すべての競技で全開で行かなければならないんです。総合的な強さが求められます」(ベンソン選手)



(左:アレックス・イー選手=イギリス、右:フランス選手)


ベンソン選手は、まずは後方との差をつけるスピードを見込まれ第1走者。その期待どおりにトップに出てリードを保ちます。首位を走っていたイギリスチームでしたが、最終走者となり、2位のフランスがランになってもイギリスから離れることなく、最後は双方が最終スプリントでしのぎを削るデッドヒートに。ゴールはほぼ同時、写真判定となり、結果フランスが勝利を収めることになりました。


「悔しいけれど、これもレースです。ただこの結果で僕が、来年本戦でのミックスリレー選手に選ばれる可能性が上がったと思います。
 昨シーズンは怪我をして思うように活動できませんでしたが、今年はITUワールドカップを中心に活動し、これまで4位と6位を獲得しています。先の欧州選手権では優勝でき、世界ミックスリレーシリーズでは2位となっています。
 来年はまずは5月の横浜に、そして8月の本大会に、と、日本に来られることを祈っています」(ベンソン選手)



(左:ベンソン選手、右:イー選手=イギリス)


【リザルト】2019 ITU World Triathlon Mixed Relay Series Tokyo

1 Team France 01:26:33
2 Team Great Britain 01:26:33
3 Team United States 01:27:09

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