【JICF国際トラックカップ】兒島が活躍、マディソン・オムニアムともに勝利

【JICF国際トラックカップ】兒島が活躍、マディソン・オムニアムともに勝利


(2位/山本・河野、優勝/兒島・今村)

2023年11月25日、26日と開催された、JICF 国際トラックカップの男子マディソンと男子オムニアムにチームブリヂストン選手が出場。マディソンを今村駿介・兒島直樹のペアが勝利し、オムニアムを兒島が勝利しました。


(山本、河野)

名称:第9回 JICF 国際トラックカップ
開催日:2023年11月25(土)ー26日(日)
開催地:千葉県千葉市・TIPSTAR DOME CHIBA
参加選手:今村駿介、河野翔輝、山本哲央、兒島直樹、岡本勝哉、山下虎ノ亮
レース詳細:https://princetomohito-memorial-wgp.com

男子マディソン/世界レベルの走りを見せ、圧倒的な走りで勝利


(今村、兒島)

UCIのクラス2イベントである国際レース、JICF国際トラックカップ。この男子マディソンに出場したチームブリヂストン選手たち。今村と兒島が日本ナショナルチームとしてのペアで出場。チームブリヂストンサイクリングとして河野翔輝と山本哲央がペアを組みます。まだ現役の学生である岡本勝哉と山下虎ノ亮は、それぞれの所属大学の選手として出場します。


(左:山下)

レースは今村・兒島のJapan National Teamが序盤から快調にポイントを獲得していきます。常時集団前で展開、しさらにはポイント周回では着実に前に出て速度を上げ、ラップを獲得するという展開に。ポイント周回からのラップを繰り返し、他チームを大きく突き放すレース展開に。


(左:岡本)

それを2位ポイントで追うのが河野・山本のTEAM BRIDGESTONE Cycling。ポイント周回ではJapan National Teamとポイントを争う走りを見せていますが、中盤以降に今村・兒島が一気に加速。他チームを寄せ付けない独走の走りで勝利しました。

「優勝できてとても嬉しいです。これからにつながるレースでした」(兒島)
「多くの皆様に見てもらえるよう、これからも積極的なレースをしていきます」(今村)


(河野、兒島)

*リザルト 2023/11/25 第9回 JICF 国際トラックカップ 男子マディソン 決勝 (30km)
1 Japan National Team(今村駿介/兒島直樹)112pts
2 TEAM BRIDGESTONE Cycling(山本哲央/河野翔輝)49pts
3 Star Track Cycling(KOONTZ Grant/JASTRAB Ryan)20pts
4 Chuo University(ITO Kyo/山下虎ノ亮)11pts
7 Nihon University(岡本勝哉/ARAI Keita)-8pts

男子オムニアム/2位からの追い上げ、ポイントレースで強さを見せた兒島が勝利


(兒島、河野、山本)

*スクラッチ
先着順に順位のついていくスクラッチ。チームブリヂストン選手たちは最終のスプリントに向かってチャンスを狙いながら上位に位置しながら、フィニッシュに仕掛けるもトップはKOONTZ選手が獲得。以下上位6位までをチーム選手が占めます。

*スクラッチ リザルト
1 KOONTZ Grant
2 兒島直樹
3 今村駿介


(KOONTZ選手、今村、兒島、山本、岡本)

*テンポレース
先頭選手のみが先頭ポイントを獲得できるテンポレース。序盤に今村が多くの先頭ポイントを稼ぐも、ラップを重ねながらKOONTZ選手が先頭に出て、後半の先頭ポイントを独占して上位に。2位を兒島がキープします。

テンポレース リザルト
1 KOONTZ Grant
2 兒島直樹
3 今村駿介

*エリミネーション
最後尾の選手が1人ずつ除外されていくエリミネーション。兒島と今村がうまく立ち回って残り、最後のスプリント勝負に。これに競り勝った兒島がこの種目を勝利、総合でもトップに。

エリミネーション リザルト
1 兒島直樹
2 今村駿介
3 UMEZAWA Kanta


(兒島、今村)

*ポイントレース
10周ごとのポイント周回で獲得できるポイントを、これまでの獲得ポイントに合計して総合順位が決まります。序盤から兒島と今村の一騎打ちとなる様相に。ポイント周回でのスプリントを2人で1、2着を争う形が多く見られます。

結果、鋭いスプリントで1位ポイントを着実に重ね、最終周回でのダブルポイントも取り切った兒島が勝利しました。


(兒島)

*リザルト 2023/11/26 第9回 JICF 国際トラックカップ 男子オムニアム
1 兒島直樹(Japan National Team)154pts
2 今村駿介(Japan National Team)136pts
3 KOONTZ Grant(Star Track Cycling)133pts
4 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)110pts
6 岡本勝哉(Nihon University(A))91pts
7 河野翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling)88pts
11 山下虎ノ亮(Chuo University)51pts


(今村、兒島)

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