【2023世界選トラック見どころ】8/3-8/9・チームブリヂストン選手は世界一になれるか?!

いよいよ始まる2023年トラック世界選手権。パリ2024オリンピックの出場枠ポイントがかかった、とても大事な大会です。

いくつも開催されるトラック競技種目から、チームブリヂストン選手の活躍に期待したい種目をピックアップしてお伝えします。

チームブリヂストンサイクリング選手と日本代表選手の出場種目・日時はこちら

チームパシュート、日本新記録でるか？

チームブリヂストンが挑戦を続ける、男子チームパシュートでのオリンピック出場枠。4人が1チームとなって4kmを走るチームパシュートのオリンピック出場枠を獲得できれば、自動的にオムニアムとマディソンの出場枠も得られます。この世界選手権でオリンピックポイントを大きく稼いでおきたいのです。

予選ではありますが、ここでのタイムが、次の1回戦と決勝での対戦トーナメントを決めます。そのため、予選とは言え、そのタイムから目が離せません。

日本記録は3分51秒055、世界記録は3分42秒042(イタリア)です。まずは予選通過を狙いたい、チームブリヂストン選手で形成されるチームパシュートの面々。窪木一茂、橋本英也、今村駿介、兒島直樹、松田祥位のチームワークに期待です。

チームスプリントで長迫が金に迫る

長迫吉拓の活躍に期待、メダルの実績もあるチームスプリント。
その一走に専念する長迫を含む、3選手で1周ずつ走ってタイムを競うこの種目。日本記録は42秒742、世界記録は41秒225(オランダ)です。

これまで表彰台にもなんども立ってきた日本のチームスプリント。予選からタイムを安定して出していけるかが勝負です。

橋本がエリミで、窪木がスクラッチで世界一を狙う

今年、ネーションズカップ第１戦で優勝している橋本のエリミネーション。
世界一の獲得に期待できる種目です。

（窪木）

＞＞8/3 スクラッチ・ライブリザルト

そしてもう一つ初日のスクラッチは、昨年窪木が世界選手権で銀メダルを獲得している種目。今年こそ世界一に、期待したい種目です。

女子スプリントでの成績に期待、太田りゆ

チーム地元の埼玉県上尾市出身、世界に挑む太田りゆ、女子スプリントでの活躍に期待です。
予選の200mフライングタイムトライアルを、今年に入って10秒6を切るタイムで走った太田。
世界トップ8も照準に入っている今の実力、どこまで順位を高められるでしょう。

8/8 マディソンの世界での実力

パリ2024オリンピックでのメダルも標的に入ってきたマディソン。
その実力も上がっているという窪木と今村のペア、窪木の戦略に今村の脚、それぞれの役割が光ります。その世界での実力をしっかり見せるでしょう。

個人パシュート、因縁の対決

個人パシュートでは、松田祥位が日本新記録を出しているのが世界選手権の舞台。
アジア選手権に次ぐ窪木とのダブルエントリーで、２人にどのような化学反応を起こすのか？！

兒島が狙うポイントレース

アジア選手権で6周ものラップを見せた兒島。世界選手権での好成績を求めた、上を目指す走りでした。
その本番の舞台がやってきます。ポイントレース日本の代表として、その準備は万端です。

2023年の世界選手権トラックが行われるのは8月3日〜9日。
日本時間から現地時間は（−８時間）です。
公式のライブタイミングの中心となるのは下記URL。
https://www.tissottiming.com/2023/ctrwch/en-us/uci

皆さまの熱い声援を、なにとぞよろしくお願いいたします。