【23年チームメンバー紹介】松田祥位

2023年シーズンが始まりました!今季所属する14名の選手、監督・メカニックをご紹介します。

今年は、パリ2024オリンピックの出場を賭けたポイント獲得争いが行われる、チームの最大の目標である『オリンピックでのメダル獲得』のために非常に重要な意味を持つ一年となります。

チームメンバーのことをより知っていただき、応援していただけると嬉しいです。

松田祥位(まつだ・しょうい) Shoi MATSUDA

1999年9月13日生まれ。乙女座。岐阜県出身。

ーー昨シーズンはいかがでしたか?

考えてたことが結構現実になったというか、自分の流れを自分で掴むことができた一年だったかなと思います。今までは一年の中でも調子の波がありましたけど、昨年は狙ったレースほぼ全てで良い結果を出せたのではないかなと思います。

ーー昨シーズンに点数をつけるなら?

80点ですかね。やり切った感で言うと100点なんですが、「アスリートは常にストイックであるべき」と思っているので、ナショナルの練習を飲み込むのに少し時間がかかってしまったところや、練習にのめり込めなかった部分もあったので、この点数かなと思います。

ーー今年の目標

世界選手権で、個人追い抜きでメダルを取りたいです。イメージはできていますし、あとは自分がどれだけできるか次第だと思っています。それができないと、その先にあるオリンピックで良い結果は出ないと思うのでやるしかないと思っています。

ーー松田選手の強みは?

メンタルが安定していて、ブレないところですね。レース前でもそんなに緊張もしなくなりましたし、「ちゃんと練習してきたから大丈夫」と思えています。練習の時から厳しい練習を自分の中で普通にしていくかということを意識して取り組んでいるので、その厳しい練習を当たり前にしていくことで「無駄に緊張することはない」と思えるようになったのだと思います。

ーー何かを決断するするときに、大事にしていることは何ですか?

楽しそうか、楽しそうじゃないかを基準に選んでいますね。自転車も楽しいから続けることができています。

ーー強くなる選手の要素はなんだと思いますか?

難しいですね...。競技のこと、自分のこと、トレーニングのことをご飯を食べている時でもシャワーを浴びている時でも、常に考えていた方が良いと思います。そういう意味で、自転車と自分の心が休まる趣味くらいにして(その以外のものは)必要以上に持たないようにしています。自転車しか考えることがないという状況を作ることで、自転車に集中することができると思いますね。

ーーロードレースにおいて、エースを任されて勝つのと、サブエース的な立場で勝つのではどちらの勝ち方が好きですか?

後者ですね。このチームにいるとみんな強いので勝って当たり前みたいになってしまうんですよ。なのでどちらかというと、「あそこは行けるかわからなかったけど勝っちゃったね」みたいな勝ち方で全員に驚きを与えたいです。

チームの中でもメインで「この選手が強いです」と言われるよりかは端っこにいるのに「あいつ強いな」みたいな感じに思われている方が良いです。例えるなら、ラーメン屋さんで端っこにあるけれど絶対に販売中止にならないメニュー、みたいな感じの立場が良いです。(笑)

ーーファンの方へメッセージ

出場する大会は、チェックしていただけると嬉しいです。僕は調子の良し悪しも結構はっきり出やすいタイプだと思うので、そういったところも見てもらえればと思います。



▼松田祥位選手をもっと知りたい方はこちらをチェック!

Instagram: https://www.instagram.com/shoi_matsuda/

    

   

Interview&Text: Lynn Watanabe Photo: Satoru Kato

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