【祝3連勝達成!】 Day3は今村駿介選手がDay1に続いて優勝! 群馬CSCロードレースDay3レース詳報

みなさん、こんにちは。

今日はDay1Day2と続いた群馬CSCロードレース、最終日のレース詳報です。

最終日も、再び今村選手が決めてくれました!

3連戦3連勝でBSの勢いが止まりません...!優勝の裏側にはドラマがありました。

【群馬CSCロードレース Day3】

日時:9月26日 13:20スタート 

場所:群馬サイクルスポーツセンター 6kmサーキットコース 群馬県利根郡みなかみ町新巻3853

距離:6km×20周(=120km)

出場選手:橋本英也、徳田優、今村駿介、山本哲央、河野翔輝、兒島直樹、沢田時

レース詳細はこちら

Day1、Day2とは反対周りとなる、正周りを採用し20周を回る120kmのコース。

前日からの雨予報は覆らず、降りしきる雨の中でのスタートとなりました。

レース序盤からアタック合戦が繰り広げられ、2周目には河野選手を含む11名の逃げ集団が形成されました。

逃げ集団はみるみるスピードを上げ、8周回目には4分ものタイム差が開きます。

レースも折り返しに突入し、開いたタイム差に逃げ切りが濃厚な雰囲気に。

ただ、ここまで開いたタイム差さえも詰めることの出来るスピードを持った選手が集まっているのが我らがTEAM BRIDGESTONE Cyclingです。

猛烈な追い上げでペースアップを図り、集団をコントロール。追走に出ようとしていた橋本選手も集団に戻り、全開でメイン集団を牽引します。

全員が脚を使って、自分たちなら必ず追いつけると信じながら走り、ファイナルラップで残り1kmのところまで詰め、逃げ集団を射程圏内まで捕らえます。

この日にエースを任されていたのは沢田選手。逃げを捕まえたタイミングで今村選手と共に勝負を仕掛けるというプランでした。

事前に決めていたアタックポイントでは先頭集団に追いつくことができませんでしたが、沢田選手が予定通りアタックを仕掛け、先頭に追いつきます。しかしそこで脚を使ってしまったこともあり最終スプリントがあと一歩伸びず。

最終周回ラスト100mで逃げを吸収し、一つに戻った集団から誰もが一瞬目を疑う程の光の速さで飛び出し一位でゴールしたのは今村選手。チャンスを手繰り寄せ、みんなの想いを繋いでくれました。

今村選手「逃げとのタイム差が4分と大きく開き、ヒヤヒヤする展開でした。しかしチームメイト全員が脚を使って牽いてくれたので、僕は後ろでリカバリーすることができていました。最後は気づいたら自分にチャンスがあるような展開でした。訪れたチャンスは必ずものにすると決めているので、一時4分あったタイム差を1分まで縮めてくれたチームメイトの為にも、もがいて勝つことができました。」

宮崎監督「あのタイム差をつめられるのはうちのチームだからこそだと思います。選手には無茶なお願いをしていたと思いますが、追いつけると信じて全力で牽いてくれて、最後は今村がスプリントで決めてくれました。宣言通りの3連勝が叶って嬉しいです」

このチームブログはレースの詳報をお伝えしていますが、今回エースを任されていた沢田選手が選手の目線で振り返ったレースレポートがレースの裏側の数々のドラマを丁寧に描写していて素晴らしいので、こちらも是非読んで欲しいです。https://note.com/tokisawada/n/nb4f304cbdebf

今回であれば7人それぞれのドラマがあるはずなので、選手目線でのレポートももっと紹介していきたいと思います!

<リザルト>

優勝 今村駿介

6位 沢田時

40位 河野翔輝

49位 徳田優

山本哲央 DNF
兒島直樹 DNF

橋本英也 DNF

南魚沼では2日連続2位と悔しい思いもしましたが、今回の群馬CSCロードレースでは3戦3勝の素晴らしい結果を収めることができました。レースを終えた宮崎監督、選手たちの声色も晴れやかで自信に満ち溢れているのが印象的でした。一戦一戦経験を積みながら個人でもチームでも大きく成長することのできた今回の遠征。

コロナが落ち着いた暁にはたくさんの人に実際にレースに足を運んでいただき、選手の激闘を見届けてほしいという思いが溢れる程、ドラマのようなレース展開を繰り広げ、見るものを魅了するレースであったとも思います。本当に選手のみなさん全員がかっこよかったですね!

みなさま、たくさんの応援を本当にありがとうございました!

来月には、10月16日、17日の二日間で開催されるJBCFかすみがうらタイムトライアル・ロードレース、その後にはトラック世界選手権、ロードの全日本選手権とレースが予定されています。

最後に、今村選手、河野選手、山本選手、兒島選手の4名から意気込みをいただいたのでご紹介します。

■今村選手

「レースを走って勝つことで、今までのトレーニングが間違ってなかったことを実感できています。このままトレーニングを積み上げて来月のトラック世界選手権では個人追い抜きで日本記録を更新します!」

■河野選手

「次の大きな大会は全日本ロードのU-23カテゴリーです。エリートの選手がいないレースなので、必ず勝ちに行きたいと思います。頑張ります!」

■山本選手

「次はかすみがうらと全日本ロードがあるので、どちらもタイムトライアルを狙って行きたいと思います。タイトルが欲しいので、頑張ります!」

■兒島選手

「今年からデビューしたJプロツアーですが、レースは残り僅かとなりましたが、群馬3連戦で磨きをかけたチーム力で残りのレースを自分の役割を精一杯果たしてチームの勝利に貢献できたら最高です。

Jプロツアー以外には、全日本選手権のU23カテゴリーのロードレースもあり、自分と同じ世代の選手達とのレースなので勝利に貪欲になり狙って行きます!

また、その後には全日本選手権のトラックレースが控えており、今年は全日本選手権トラックレースで表彰台に乗ることを1番の目標にしているのでしっかり照準を合わせ、残り少ない期間集中してトレーニングに取り組み、自分の納得のいく結果を得ることができるように最大限努力していきます!」

みなさま、引き続きの応援をよろしくお願いいたします!

text: Lynn.Watanabe  photo: S. Kato

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