【チャレンジロード 修善寺】今村24位に

(左から:メカニック田村、平塚、橋本、今村、沢田、石橋、黒枝、孫崎、近谷、徳田、六峰監督)

レース名:第44回チャレンジサイクルロードレース大会

レース開催日: 3月2019年4月7日
開催地:静岡県出石、伊豆ヴェロドローム、日本サイクルスポーツセンター
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手; 石橋学、今村駿介、黒枝士揮、沢田桂太郎、近谷涼、徳田優、孫崎大樹、橋本英也、平塚吉光

4月7日、静岡県伊豆市・日本サイクルスポーツセンターにて《チャレンジサイクルロードレース》が行われ、TEAM BIRDGESTONE Cyclingの今村駿介が24位でした。

この春の訪れを告げる歴史ある大会は、今大会にて44回目を迎えます。さらに本格シーズンインを感じるレースだということ以上に、チームの3選手にとっては大切な意味がありました。

昨年から年間を通してトラック競技に専念してきた今村駿介、沢田桂太郎、橋本英也には、2019年全日本選手権ロードレースへの出場権利を獲得できる大切なチャンス。全日本の出場権利は、このレースでの30位以内というものでした。

レース日は晴天、気温も日があたってからは急上昇。レース開始早々から、先頭は25名から30名ほどの集団ができ、そこに平塚が入っています。

前半の逃げに反応しつつ、そのまま勝つことも、というのが平塚の役割。しかし逃げるにしても30名の集団というのは多すぎる数。そのために平塚は「人数をバラバラにしたかったので、アタックし続けました」。

勝利を狙う平塚。そして他のチーム員は、今村、橋本、沢田の3選手を守るように走ります。後方集団の先頭で、集団を積極的にコントロールします。

前方30名ほど集団を、チームブリヂストンが後方集団の頭で追う。その情景が中盤から後半まで続きます。平塚を中心にアタックを重ねて人数を減らし始めた先頭集団から、少しずつスピードに遅れ始めた選手がでてきます。

後方集団は、石橋、徳田、孫崎、近谷が中心となって後方集団の前で引き続け、前方集団との差を最小限にとどめます。後方集団の前方が順位で言えば30位ほど。周回数を重ねるごとに、調子の低い選手たちはこぼれ始めます。

終盤に向けて、前方集団のペースが上がり、バラけていきます。その先頭はレースを引き続けて勝ち逃げに、 岡篤志選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭でゴールしました。後方集団で力をためていたチームブリヂストン選手、30位以内を求められた3選手の中で後方集団の先頭に保てていたのは今村のみでした。


今村 「ブリヂストンのウェアを着て走る初戦だったので、何が何でも30位以内で完走しないと帰れないなと思いました。ロードレースは久しぶりです。ずっとチームのメンバーが引いてくれて、そのなかで脚を溜めて、なんとか残るという。もう、ただ残るだけでした」


孫崎 「今村、沢田、英也さんの3人がいい感じに最後まで行けるように集団コントロールを決めていた感じで行きました。想定よりペースが早くて、でもあれ以上落とすと逃げに行きたがってる人もいたので、難しい感じでしたし、難しい展開になりました。自分としてはなんとも言えないレースでした」


石橋 「最後今村だけになっちゃったんで、そこからは今村の近くにいて、集団がバラけないようにして、最後30位に入るという感じだったんですけど。ホントは英也と沢田も入れればよかったんですけど。。。でもチャンスはまだあるので、大丈夫です」

【リザルト】第44回チャレンジサイクルロードレース大会 2019/4/7
1 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)1:51:29.18
2 木村 圭佑(シマノレーシング)+00:30.61
3 前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)+00:31.37
24 今村 駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+03:27.14
27 石橋 学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+03:31.82
DNF 平塚 吉光
DNF 徳田 優
DNF 橋本 英也
DNF 近谷 涼
DNF 孫崎 大樹
DNF 沢田 桂太郎
DNF 黒枝 士揮

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