【2019トラック世界選手権】チームパシュート「課題は残るレースだった」予選12位


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レース名:2019トラック世界選手権 開催地:ポーランド・プルシュクフ
開催日:2月27日〜3月3日
種目:2/27 男子チームパシュート TEAM BRIDGESTONE Cycling 出場選手:今村駿介、沢田桂太郎、近谷涼

2019年トラック世界選手権に出場した、TEAM BRIDGESTONE Cycling 今村駿介、沢田桂太郎、近谷涼。全8枠のオリンピック出場枠獲得に向け、大切なレースでしたが結果は12位。日本記録である3分57秒801の更新を狙っていた日本ナショナルチームでしたが、タイムは4分02秒008。悔しい結果となりました。

予選から勝ち上がり、ベスト8のチームが1回戦、準決勝、決勝とトーナメント方式で争うチームパシュート。4名の選手がチームを組み走ります。日本ナショナルチームは、一走・沢田、二走・一丸尚伍選手(シマノレーシング)、三走・今村、四走・近谷の順で4名が走りました。

こちらの走行分析では、1周目立ち上がりでの順位で14位。中盤は周回14秒台中盤のタイムで走っていましたが、後半にタイムが遅れていきました。選手たちのコメントです。


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一走・沢田桂太郎

もっと行けたのになと思います。実際オーストラリアでの合宿ではいいタイム出ていましたし。強いて言うなら、チームの脚取りが揃わなかった感じです。全員が調子を最高潮まで持っていけなかった。

これまでタイムが伸びていません。去年のアジア選手権でのタイム(日本新 3分57秒801)があって、そこから一歩も進歩していないなというのはあります。ただ、タイミングが来れば、タイムは出るんじゃないかなと思います。

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三走・今村駿介

日本記録の更新を目指していましたが、4人のコンディションが合わずに、自分としてはコンディション上がっていて、トレーニングも充実していたんですが、4人が合わせるのが難しくて。タイムは狙い通りに出せず、悔しい結果になりました。

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四走・近谷涼

チームとしてはベストを尽くしました。今出せる力を全部出したのは間違いない。どこかでミスした、とかはありません。今持てるベストタイムは出せたことを踏まえて言えば、目標には届いていないので、課題は残るレースだったかなと思います。

直前の合宿ではいいタイム、今まで走ったことのないタイムでは走っていたのですが、実際に本番で発揮できないというのは、力がなかったいうことです

いろいろ試行錯誤して、練習もしてきましたが、これやったら速くなるというものはない。ただ、ふとしたことで強くなったりすることもあります。確実な力をつけていって、次のワールドカップシーズンが始まるまで半年あるので、地道にやっていきたいと思います。

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【リザルト】2019年3月1日  男子チームパシュート 予選リザルト

1 オーストラリア 3分59秒617( 決勝 3分48秒012=世界新)
2 イギリス 3分59秒876
3 デンマーク 4分00秒590
12 日本 4分02秒008

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