【ITU W杯】初戦ケープタウン/上田藍選手、2019シーズンの開幕戦に勝利

レース名;ITU ワールドカップ 2019 Discovery Triathlon World Cup CapeTown | Elite Women
開催日:2019年2月10日
開催地:南アフリカ・ケープタウン

photos: Wagner Araujo / ITU Media (triathlon.org)

2019年2月10日、ITU(国際トライアスロン連合)のワールドカップ2019 シーズン初戦、南アフリカ・ケープタウンにて、TEAM BRIDGESTONE のブリヂストン・アスリート・アンバサダーである上田藍選手(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)が優勝しました。ランでの圧倒的な追い上げによる勝利でした。

2月10日、ITUのシーズン・オープナーとして長く認知されている、南アフリカ・ケープタウンでの開幕戦。南半球の2月、暑く乾いた気候での戦いとなりました。

スイムを終えた6名の選手がバイクパートで集団を作り先行します。後半にタイムを上げていくスタイルの上田選手は、スイムは9分15秒とトップから27秒遅れ。しかしトランジッションでのロスを最小限に抑え、バイクパートでは選手2名と組んで追い上げを見せ、バイクを終えた時点で20秒ほどに差を縮めました。

そこからが上田選手の本領発揮、気温の高いランを得意とする彼女は、先行選手たちを確実に追い上げ、捉えます。先行していた集団は、上田選手が上げていったペースに少しずつふるい落とされます。

上田選手は着実にペースを上げ、最後まで残ったRappaport選手とまさに肩と肩とが争うデットヒートで争います。そこからさらにスピードを上げた上田選手がRappaport選手を振り切り、7秒の差をつけてゴール。ITUでの25回目となる勝利を上げました。

「サマー(Rappaport選手)は素晴らしいスプリンターなので、最後の2kmでペースを上げて引き離しました。イメージ通りのいいレースとなりました」(上田選手)

【リザルト】
1 Ai Ueda/上田藍 (JPN) 57:23
2 Summer Rappaport (USA) 57:31
3 Tamara Gorman (USA) 57:44

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