2019ツアー・オブ・ジャパンを前に、孫崎大樹選手らが伊豆市の小学校を訪問!

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5月19~26日に開催される国内最大のステージレース「2019ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」。大会に先立つ5月13日に、飯島誠(ブリヂストンサイクル)とチームブリヂストンサイクリングの孫崎大樹選手が伊豆市内の小学校2校を訪問し、児童たちにロードレースの魅力を伝えました。

TOJではステージごとに独自の「ホームチーム」が設定されており、チームブリヂストンサイクリングは富士山ステージ、伊豆ステージをホームステージとし、レース開催期間外にもイベントなどで市民と交流を図っています。

この日は、ステージアンバサダーを務める飯島と大会出場予定の孫崎選手が静岡県伊豆市の熊坂小学校、修善寺小学校を訪問し、小学1~6年生の合計約200人の児童にロードレースの魅力を伝え、触れ合いました。

孫崎選手は子どもたちの掛け声でロードバイクに乗って登場し、大きな拍手で歓迎されました。続いてTOJの紹介ビデオを鑑賞し、8日間で767.6kmを走るレースのスケールの大きさを疑似体験。

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今シーズンからチームブリヂストンサイクリングに加入した孫崎選手ですが、TOJには過去に日本ナショナルチームの一員として2回出場。5月25日に伊豆市内の日本サイクルスポーツセンターで行われる伊豆ステージの印象については「上りで頑張ったり、下りで休んだりと、気が休まらない苦しいことが続くコースです」と話していました。

さらには、ロードレースやTOJに関する〇×クイズや孫崎選手への質問コーナーなどで、触れ合いを楽しみました。

会場となった体育館には競技用自転車のロードバイク、マウンテンバイク、トラックレーサーが展示され、子どもたちはサドルにまたがってみたり、持ち上げて軽さに驚いたりと興味津々。「軽すぎで、僕の自転車と全然違う」「自転車に乗ってみたいし、応援に行きたい」と目を輝かせていました。

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小学校の先生も「自転車は身近な乗り物ですが、自転車競技自体は身近な存在じゃないので、自転車レースはこういうものだと関心を持つきっかけになってくれたらうれしいです」と話していました。

飯島は「みんな、これからスポーツやいろんなことに挑戦していくと思いますが、どこに出会いやチャンスがあるかわからないので、いろんなことにチャレンジしてください。チャレンジする前から無理だよと思わないで、やってみること、チャレンジすることが一番大事です」と子どもたちにメッセージを送っていました。

伊豆市立熊坂小学校

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伊豆市立修善寺小学校

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チームブリヂストンサイクリングとともに静岡県三島市に拠点を置く孫崎選手は「小学生たちがすごく元気で、質問も恥ずかしがることなく、どの学年の子からも出ていたので、僕も楽しかったです。伊豆半島は練習コースで、拠点近くの子どもたちも見に来てくれるかもしれないので、いい成績をチーム全体でも僕個人でも出せるようにしたいです。今は合宿も終わって調子もかなり上がってきているので、逃げや表彰台をどんどん狙っていきたいと思います」と、子どもたちとの触れ合いでTOJに向けてさらにモチベーションも上がった様子でした。

飯島は「TOJの一環でホームステージのいろんな小学校を訪ねさせてもらっていますが、こういう活動が自転車競技普及のための原点だと思います。自転車を知っていただいて、興味を持って、TOJを楽しんでいただけたら嬉しいですね。せっかく地元で開催される自転車競技なので、生でレースを見てもっと自転車を好きになっていただきたい。また、この中から孫崎選手のような選手を目指す子も出てくるかもしれないので、そういう選手が育ってくれるといいなと思っています」と、子どもたちの未来に期待を膨らませていました。

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