【TOJ2019 】第1・堺ステージ個人TT/窪木が僅差にて2位を獲得


(窪木)

レース名:2019 ツアー・オブ・ジャパン /第1ステージ・堺 
開催日:2019年5月19日(日)
開催地:大阪府堺市 大仙公園周回コース
UCIカテゴリー:2.1
コース長:2.6km 個人タイムトライアル
TEAM BRIDGESTONE CYCLING 参加選手:石橋学、窪木一茂、黒枝士揮、徳田優、平塚吉光、孫崎大樹

日本最高レベルのステージレースと言われる《ツアー・オブ・ジャパン》(TOJ)が、2019年5月19日の個人タイムトライアルにて開幕し、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの窪木一茂が2位を獲得しました。1位とは僅差での2位でした。


(平塚)

日本の誇る自転車コンポーネント《シマノ》本社のある街、堺市。自転車の街としても知られるここで、例年TOJは開幕します。

前進大会を含めると今年で37年の歴史を持つTOJ、ここ近年の堺ステージは、中央部付近にある大仙公園の周囲を回る個人タイムトライアル(TT)となっています。

コースは大ざっぱに四角形をかたどる平坦基調の2.6km。その中に5つあるコーナーのうち、2つは大きく減速が必要な深いもの。大きな上り下りはないですが長いストレートが多く、風の影響を受けやすいとのこと。


(石橋)

とはいえ、先にお伝えした《堺国際クリテリウム》開催の1時間半ほど後、午後1時30分よりスタートしたレース時はほぼ無風。レーサーたちの脚力、正確な無駄のないライン取り、そして精密なペダリング・コントロールの力があらわになる一日とも言えました。


(徳田)

スタート台から、一人ひとりが出走する個人タイムトライアル。先のクリテリウム出場選手での沢田桂太郎と近谷亮の代わりに、石橋学と徳田優が入った上記6名の出場となりました。


(黒枝)

結果から言えば、2018年の個人タイムトライアル全日本チャンピオン窪木一茂がTEAM BRIDGESTONE Cyclingでの最上位でしたが、順位は2位となりました。その差は0秒58。


(孫崎)

「午前のクリテリウムでかなり脚を使ってしまっていたようで、走っている最中、脚はなかなか辛かったです。エアロポジションで空気抵抗を少なく走り続けたら、いいタイムが出ましたが、ちょっと出し切れませんでした。残念です。本当に悔しいので、明日以降、必ず優勝します。悔しい」(窪木)


(窪木)

タイムでは僅差でしたが、優勝と2位との差はやはり大きい。窪木個人はUCIポイントを7ポイント獲得、チームも納得できる走りでしたが、本人は満足していません。明日以降は本格的なロードレース、特に次のステージは、全ステージ切っての難関とも言われる京都です。2019TEAM BRIDGESTONE Cycling、今年の活躍ぶりは、いかに。


(窪木)

【リザルト】第1ステージ・堺 2019/5/19

1 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)3:06.69
2 窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:00.59
3 オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)+0:01.33
40 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:11.31
46 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0:12.26
70 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0:12.26
76 徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0:17.30
93 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0:18.43

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