【TOJ2019 BGT的ステージ0】《堺国際クリテリウム》にて、孫崎が6位


(左から:沢田、窪木、黒枝、平塚、孫崎、近谷)

レース名:第8回 JBCF 堺国際クリテリウム
開催日:2019年5月19日(日)
開催地:大阪府堺市・大仙公園特設コース
コース長:2.7kmx10周=27km
TEAM BRIDGESTONE CYCLING 参加選手:窪木一茂、黒枝士揮、沢田桂太郎、近谷亮、平塚吉光、孫崎大樹

2019年5月19日(日)、大阪府堺市にて行われた《堺クリテリウム》にて、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの孫崎大樹が7位となりました。


(孫崎)

ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)の開幕は堺ステージでの個人タイムトライアル(TT)となりますが、その前哨戦のような位置づけで午前中に、TTと同じコースをTTとおなじ2.7km のコースを10周する《堺国際クリテリウム》が開催されました。

このレースは、TOJとは異なるレースのため、出場チーム員もTOJと同じである必要はありません。そのためTEAM BRIDGESTONE Cyclingは、TOJ本戦には出場しない沢田桂太郎、近谷亮の2選手を含む上記6名の出走となりました。


(沢田)

前哨戦ながらも、世界に誇るスポーツ自転車コンポーネントを作る《シマノ》のお膝元でもある堺市内中心部のて開催。注目度は高く、観客は2.6kmのコース脇に鈴なりとなっています。

レース前半は各チームともに前方の有利な位置を確保すべく、順位が目まぐるしく変わっていきましたが、5周目になり3名の選手が抜け出しました。

ブリヂストン選手たちは、追う集団の前方、中盤と散りながら走っていましたが、ラスト2周となって終盤に向けてブリヂストン選手たちは固まっていきます。沢田、近谷、孫崎、窪木一茂、黒枝士揮にて選手たちが連なり「トレインを組み」速度を上げていきます。


(photo: Midori SHIMIZU)

その後、他チームとの先頭争いがあり順位が入れ替わりながらも最終周、トップを狙える先頭位置にいるブリヂストン選手は3名、窪木、孫崎、沢田の順番。近谷は他選手との接触があり後方に、黒枝も遅れています。

先を行く3人が連なり他チームとのつばぜり合いを続けるなか、ゴールまで半周のストレートにて窪木がチームメイトを引いて集団の先頭に出ます。


(窪木)

「窪木さんが先頭で引いてくれていて、先頭交代というところで後ろを見ると、沢田がはぐれているのに気が付きました」(孫崎)

「他チームとの争いの中で、フェンスに追いやられてしまい、前を譲る形になりました。もう少し強く前に出ても良かったのかもしれないと、今は思います」(沢田)


(沢田)

後ろに沢田がいないのに気がついた孫崎、その瞬時の迷いで速度が落ち、そのタイミングに後ろから4名の選手が飛び出しました。

「それを見て『これは僕が行くしかない』と思って再び踏み始めましたが、最終コーナーでコースを間違えた選手に絡みそうになってしまい、それもあって4名の選手を逃してしまいました」(孫崎)

結果、孫崎は7位に。最後のタイミングでバラけてしまったのが残念でしたが、レース全体の運び自体は悪くなかったという印象です。BGT的にはTOJのステージ0という位置づけだったこのレース、これから始まるTOJへの期待も高まります。


(孫崎)

【リザルト】
1 オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)0:35'01"
2 イメリオ・チーマ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)+0:00
3 ユーセフ・レグイグイ(トレンガヌ・INC.・TSG・サイクリング・チーム)+0:00
7 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)0:00
19 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:12
28 近谷亮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:15
36 窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:37
84 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+1:53
85 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+1:53


(photo: Midori SHIMIZU)

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