【ツール・ド・熊野2019】プロローグ個人TT / 沢田がコースレコードで優勝

ツール・ド・熊野/プロローグ/沢田が個人TTに優勝

(沢田)

レース名:第21回 TOUR de 熊野 プロローグ 個人タイムトライアル
UCIカテゴリー:2.2
開催日:2019/5/30
開催場所:和歌山県新宮市・市田川沿い
コース長:0.7km
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手:石橋学、黒枝士揮、沢田桂太郎、近谷涼、平塚吉光、孫崎大樹

photo: Satoru KATO

5月30日より4日間に渡り行われるカテゴリー2.2のUCIステージレース《ツール・ド・熊野》に出場したTEAM BRIDGESTONE Cycling。プロローグの個人タイムトライアルにて、沢田桂太郎がコースレコードを記録し優勝、5位に黒枝士揮が入りました。



(5位 黒枝)

先のUCIステージレース《ツアー・オブ・ジャパン》を終えたTEAM BRIDGESTONE Cyclingは、次なるUCIステージレース《ツール・ド・熊野》に参戦します。5月30〜6月2日まで4日間の日程で、プロローグとなる個人TTに、3つのロードレースステージを加えた4ステージの構成です。

一人ひとりが出走する個人TT、序盤に出走した黒枝が50秒64のタイムにて、暫定1位となります。その後にスタートした沢田が、このコースでの最速タイムとなる49秒30をマーク、黒枝に代って暫定トップとなりました。

今年3月までのトラックシーズンを終えた沢田、この比較的短い距離のTTレースは沢田に大きくチャンスがありましたが、それを確かに掴んだ形です。



(中央:沢田)

沢田と黒枝、上位2成績を長く占めたTEAM BRIDGESTONE Cyclingでしたが、終盤出走の3選手が黒枝を上回るタイムを出し、黒枝は残念ながら5位に。沢田の最速タイムは上書きされることなく、そのまま優勝となりました。

「初めて走るコースだったので何度も試走を繰り返しコーナーが速い選手を観察してそれをイメージして走りました。

最初から全開でした。ただプロローグは絶対に勝ちたいという気持ちで最後まで絞り出しました。
得意な距離でしたし、チームからも勝ってくれというオーダーが出ていたので少し緊張していましたが、それ以外はいつも通りでした。

明日のステージはスプリントになる可能性もあるのでスプリントになれば狙っていきたいです。レース全体としては総合系の選手が狙いに行くのでそこのアシストをできればと思います」(沢田)

熊野地域の名所を巡るツール・ド・熊野。レースごとに高まっていくTEAM BRIDGESTONE Cyclingのチーム力は、このUCIステージレースにて、さらに高められていくでしょうか。


(23位 孫崎)


【リザルト】ツール・ド・熊野 プロローグ 個人TT 2019/5/30
1 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)49秒30
2 ブレイク・クイック(セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム)+0秒32
3 リカルド・スタッキオッティ(ジョッティ・ヴィクトリア)+1秒22
5 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+1秒34
23 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+3秒04
25 近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+3秒17
27 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+3秒32
81 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+6秒43

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