東京2020オリンピック開幕直前!日本代表選手スペシャルインタビュー【梶原悠未編】

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−−改めて東京2020オリンピックに向けて意気込みと目標を教えてください。


「東京2020オリンピックの舞台では、女子オムニアムで金メダルを獲得できるように精一杯準備していきたいと思っています!」

−−5月の香港での国際大会も制し、絶好調のように見えますが、オリンピックでの自信のほどはいかがでしょうか?


「はい、順調に強くなることができていて、去年よりもまた二回り成長することができているので、自信を持ったレースをすることができれば、結果がついてくると信じています」

−−去年より一回りじゃなくて二回り強くなったとのことですが、二回りの理由って何でしょう?

「オリンピックの開催延期に伴い、ライバルとなる世界トップレベルの選手たちは必ず2倍強くなって挑んでくると考えていました。そこで自分も2倍強くなってレースに挑んだとしても、圧倒的な差では勝つことができません。だから2倍ではなく3、4倍、さらには10倍と、世界の選手たちよりも成長速度を上げることで、必ず優勝することができるという目標を立てました。その目標に向かって取り組んできたことによって、去年よりも二回り強くなることができたと確信してます」

−−今回マディソンも出場されると思いますがそちらの目標も教えてください。

「マディソンはとてもハイレベルな戦いになると予想しています。
目標が何段階かあって、レースを走ってみないと自分たちがどこまで戦えるかがわからないのですが、まずは集団の前方に位置取りをし続けること。これができた時に初めてスプリントポイントに絡むことができるようになるので、前半から狙い通りの位置取りができたら、私にタイミングよく交代をできるように合わせ、ポイントをとって上位に食い込むことを目標にしています」


−−コロナ禍での練習では、どのような変化がありましたか?

「周囲のサポートもあり、これまでと同じトレーニングを継続できています。今までは2週間から1カ月に1回は海外遠征や大会に出場していましたが、コロナ禍でレース数が格段に減ったことにより、年間を通して長期的にトレーニングを継続するスケジュールになりました。なので、オフの取り方に最初はすごく苦戦しましたが、休む勇気・休むタイミングをこの1年間で学ぶことができました」

−−今、世界中の人々が大変な状況にありますが、そのような中でも梶原選手は前向きにトレーニングし、練習に打ち込めていると感じます、その集中力はどうやって生み出されるのでしょうか?

「私は小さい時から『今年一年、この目標に向かって頑張ります』と、家族の前で目標を宣言していました。
目標を口に出すことによって、強い責任感と自覚が生まれ、その目標を達成するためには今から何をすべきなのかを逆算して考えるような習慣が身に付いてきました。その習慣によって、コロナ禍でも目標を見失わず、計画を立てて高いモチベーションで取り組んでいくことができました」

−−オリンピック大会を目前に控え、今は具体的にどういったトレーニングや準備をしていますか?

「オリンピックに向けて6月23日から2週間、沖縄での合宿を実施しました。そこでは最後の持久力強化に取り組み、拠点に戻ってからはレースで使用するスピード領域のトレーニングを行ってきました」

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−−ブリヂストンのトラックバイクの乗り心地や性能はいかがですか?

「本当に世界最速のバイクであるということを、乗っていて強く実感しています。エンジンである自分の身体も、世界最速で走れる状態まで仕上げ、ブリヂストンのバイクが世界最速であるということをオリンピックの舞台で証明できるように準備していきたいです。

以前、トラックバイクの開発動画を見させていただきました。その中で開発者の方が仰っていた『トライアンドエラーをたくさん繰り返してきた』という言葉に、私はとても刺激を受けました。
トライをしてエラーをして、失敗を何度も繰り返すことによって見えてくるものがあるというのは、私の競技生活においても同じことが言えます。

失敗することによって学ぶことが沢山あるので、その失敗を恐れずに何度でも挑戦する、その気持ちがどんな場面でも大切なんだということを、フレームの開発からも学ばせていただきました。

ブリヂストンのバイクに乗り、世界で戦っていくうちに、このバイクと勝つんだ! という一体感と覚悟が生まれてきました。私にとっては金メダルを獲得するために共に戦える心強い存在です。きっと苦しい場面でも、下を向いたときに目に入るこのバイクが、私を金メダルに向けて突き進ませてくれると思っています」

−−梶原選手にとってオリンピックの舞台とは?

「小さい頃からの夢の舞台なので、そこに立てることに、今とてもわくわくしています」

−−オリンピック出場までの道のりで、改めて周囲の方や支えてくださるチームの方も含め、どんなサポートが心に浮かびますか?

「やはり母のことが一番に浮かびます。日々一緒に生活をして、身の回りのことから競技・練習面至るまで全てをサポートして貰っています。その母に恩返しをするために、オリンピックで金メダルを獲り、まず一番に母の首にかけてあげたいという夢があります。

またスポンサーの方々や応援してくださる方々、練習をしていると『頑張ってね、怪我に気を付けてね』と声をかけてくださる地元の方々からの声援がとても心強いです。

苦しい場面やきついトレーニングの時には応援してくださる方々の顔が一番に頭に思い浮かび、頑張ろうと思えます。みなさんの声援をしっかりとパワーに変えて、最高の走りをし、金メダル獲得の報告をすることが、今の私の一番のモチベーションです」

−−最後にファンの方に向けてメッセージをお願いいたします。

「いつも温かいご声援をいただき、ありがとうございます。みなさんとともにオリンピックで最高の走りができるように、声援をパワーに変えて頑張りたいと思います。応援をよろしくお願いします」

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梶原悠未選手の競技日程

8月6日(金)

女子マディソン 決勝

8月8日(日)

女子オムニアム Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ

放送予定→ https://www.gorin.jp/live/


TEAM BRIDGESTONE CyclingのFacebookページでは、梶原悠未選手のレース速報を発信予定です。そちらも、ぜひご注目ください。

https://www.facebook.com/Team.Bridgestone.Cycling

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