通学で困っている人がいる

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ph08_01.jpg通学が困難な状況が増えている
「通学はラクなほうがいい!」って皆さん思いますよね?
でも、交通手段や地域の事情で、通学が大変な人も存在します。
全国各地で廃線になった鉄道は、平成6年からの20年で1000km以上、58路線。バスも現存する最新データの平成17年時のもので3000kmの廃線がありました。
少子化による中学校・高校の統廃合も進んでいます。平成4年から23年の20年間だけでも2300の事例がありました。
このような状況で通学は長距離化しており、いまの大人たちが通学していた頃より困難度が増しているといえます。

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長距離化によって、何が起こる?
通学に時間がかかれば、他のことが犠牲になってしまいます。勉強や部活の時間が減ったり、睡眠時間を削ったり。長年にわたって学生の生活を見つめ、通学自転車を作り続けてきたブリヂストンが心配していること。そして提案できること。できるだけリアルに伝えたくて、7分間の短い映画を作りました。
監督に「皆既日食の午後に」「クレイフィッシュ」の常盤司郎氏、音楽にSOFFetのYoYo氏を迎え、一人の少女の葛藤を描いた今作品。ぜひご覧ください。

通学に困っている学生を、一人でも多く救えたなら
今回はいままでにない通学自転車の開発を通して、長距離通学を可能にする提案です。交通網が発達している地域でも電車やバスの乗り継ぎなどが大変なこともありますし、学校選びの際も通学状況は大きく影響します。今回の私たちの提案で多くの通学困難な学生を救えるとは思いませんが、一人でも多くの学生の、通学手段の選択肢を増やすことにつながればと考えています。

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