ブックタイトルBRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1

ページ
78/132

このページは BRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1 の電子ブックに掲載されている78ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

BRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1

76クロモリ素材最高の性能を、現代ならではの味付けでけてリファインしつつ、現代の用途、すなわちクロモリフレームの『温かみ』ともいえる存在感を楽しみたい乗り手向けの設定だ。一方で、MTBであるXNC7は、現在の主流ホイール系である650Bサイズホイールを採用した設計にリファインされている。路面走破性の高い650Bホイールに、里山などで走りそのものを楽しむトレールライドで身軽なバイクコントロールを可能にする近代ジオメトリーを加えたもの。長距離ライドではクロモリならではの滑らかで軽い走り心地、シングルトラックでは高い操作性を味わえるアクティブさあわせ持つ、トレールライド向けの乗り味となった。2つのネオコットフレーム、その違い現在用意されているネオコットシリーズには、2種類のネオコットフレームが使われている。RNC7とXNC7に採用されるフレーム『ネオコットプロフェッショナル』と、RNC3のフレーム『ネオコットスタンダード』である。ネオコットフレームの技術的な特徴とは、パイプを理想の形状へと油圧で加工したバルジ成形、そしてパイプの厚みを無段階で調整したスピニングバテッドの2つである。この両方の技術を利用し、最小限のロウ付け溶接により熱劣化を抑えているのが『ネオコットプロフェッショナル』。そして、バルジ成形されたパイプのラグ形状を省略しTIG溶接でつなぎ合わせたものが『ネオコットスタンダード』となる。この技術的な違いの結果は、フレーム重量と乗り味に表れるものとなっている。クロモリかカーボンか、選べるフォークRNC7、RNC3のフロントフォークには、クロモリフォークが標準で装備されているが、セレクトパーツの利用によって、カーボンフォークも選べるようになっている(有料となる)。クロモリフォークを選びトータルなコーディネイトとクロモリならではの素材の良さを活かした設計を楽しむか、カーボンフォークを選んで最新技術による軽さと振動吸収性を堪能するか。それもネオコットフレームを選ぶ楽しみの一つである。クロモリのしなやかさを体感クロモリ素材の頂点を目指し、素材特性を最大限に活かすことを目的に生まれたネオコット。もともとはレース用として、ロード、MTBともに日本の頂点に立ったこともある、最高峰の速さと軽さのために、アンカーのクロモリ加工技術の粋を駆使して生まれたフレームだ。その走りの性能は今も変わらないが、現在のネオコットフレームはクロモリ素材特有のバネ感を活かす、しなやかな走りを感じるものに仕上げられている。現代のニーズに合わせた設計レーシングフレームであるという使命がなくなったネオコットは現在、長距離ライドを楽しむのに適した剛性となり、ツーリングなどに適した造りとなっている。RNC7、RNC3のロード系ネオコットの場合、特に高速域に達すると、クロモリならではのしなやかな乗り味と、伸びのある巡航性能を感じられるよう剛性のチューニングが行われている。初代ネオコットの持っていた走行性能を年数をかヘッドチューブ & ラグレースにおけるネオコットネオコットの思想と技術を最も表すのが、ヘッドチューブ周辺だ。バルジ成形され、その後ヘッドパイプに合わせて綿密にかたどられたトップチューブとダウンチューブの造形。そしてそれをつなぐ最小限のロウ付け溶接。ここだけを見ても、ネオコットとわかる特徴だ。1990 年代初頭に生まれたネオコットは、レースでの最速を獲得するのを使命としていた。試作直後のフレームはバルセロナ五輪出場を果たした。アンカーチーム員であった鈴木雷太(写真上)はその後ネオコットを駆り日本の頂点に、そしてシドニー五輪出場も果たした。NEO-COT TECHNOLOGY