ブックタイトルBRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1

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概要

BRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1

23で勝つ”、“長く快適に乗る”といった目的別に、フレームの最適化を目指しているのだ。ライダーを含めた細かな走り分析と予測2013年のあるプロトタイプのインプレ試験にて、開発チームは選手からこんな意見を聞いた。「"後輪を引きずる感じがする"と言うんです。ひどいときは"パンクしてるように感じる"とまで。なぜだろう? これは一体どういう現象なんだろう? もしかすると後輪のブレに関連するのでは? というところから始まったんです」そこで開発陣は、後輪の舵角がなんらかの要因で進むべき方向とは違う方向に向いているのでは、 という仮説を立てた。そしてその仮説の証明のため、ブリヂストン中央研究所が持つ専門的な解析技術の応用を思い立つ。研究所の持つ最新の解析ノウハウは、ライダー乗車時にもフレーム各部の細かな分析を可能とし、その結果仮説通りのフレーム変形が見られた。さらに、その無駄な変形を抑えるよう予測シミュレーションした設計データを応用すると、実際のペダリング時にも後輪の舵角変化が少ないフレームが生まれた。「選手が言ったことは、やっぱり当たっているんです。それを設計陣でもわかりやすい物理現象に置き換えるのが、PROFORMATです」。走りを数字に、数字を走りに、より正確にPROFORMATを使っての研究結果を初めて応用したのが、ロードレーシングフレーム、カーボンモデルのRS9であり、アルミモデルのRS6だ。レースという極限の状況においても、バイクの推進力を可能な限り高めたことで、ライダーへの疲労を軽減し、速くする。一方で、ロングライド用には疲れずに進む、という要素が重要になる。推進力を高める=人のエネルギー効率のロスを下げる、となるとむやみに剛性を高めるのではなく、しならせつつ疲労を軽減する。これがカーボンモデルRL9、アルミモデルRL6の設計思想だ。こういった目的に応じたフレーム性能の最適化を、フレーム素材の選択や厚みの決定に至るまでシミュレーションし設計、その実車をさらに計測し証明できるPROFORMAT。アンカーがフレーム設計の根底としてきた『走りを数字にし、数字を走りに戻す』手法を、より科学的に、次のレベルへと引き上げた開発システムだ。アンカーの自転車造りは、PROFORMATと共にさらなる進化を遂げる。自転車フレームというプラットフォームから、最高の性能を引き出すために。アンカーの自転車造りはPROFORMATと共に進化する。