ブックタイトルBRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1

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概要

BRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1

18アンカーの技術力を結集した、タイムトライアルマシン験、実績と細かな応力測定を基にした『適切な剛性感』から得たものだ。チェーンステーは左右非対称、ドライブ側のチェーンステーを角状にして、チェーンにかかる強大な力を受け止める。さらにはリアセンターを極限まで縮め、高剛性化による俊敏性も高めた。低重心化、エアロ効果、SSサイズの存在タイムトライアルバイクでは、高速時の安定性、ダンシング時に車体を振ったときの軽さなどが重要になるため、バイク全体の低重心化が大切となる。そのため2つのパーツをフレーム下部に配置した。まずはリアブレーキ。シマノのダイレクトマウントブレーキ装着を標準仕様としてBB下部にブレーキを配置。そして変速は電動変速のシマノDi2専用設定とし、そのバッテリーをBB下部よりフレームへ内蔵。重量のあるパーツを下方に配置し低重心化を行った。空気抵抗を軽減するエアロ形状にも大きく気を配る。前面投影面積を最小限にするフレーム形状のみならず、フレームセット付属のステムとシートポストは整流効果を大きく意識したオリジナル品。これも理想の形状を追求するだけでなく、実用性も考えたものだ。またロードバイクで培ったスモールサイズの開発経験を活かし、小柄なライダーにも乗りこなせるSSサイズも用意した。開発思想を具現化した新機軸グラフィックRT9はグラフィックにも大きな意味を込め、開発思想そのものを力強く、そしてシンプルな新機軸のグラフィックで表現する。アッパーラインに施されたグランドラインと平行に走るグラフィックは、スピード感を与え、さらにトップチューブをより薄く、しなやかに感じさせる役割を持つ。また、ボトムラインはグロスブラックで高い剛性感を力強く見せる。そしてその裏側には、内に秘める力を彷彿させるラインがスラリと入る。これはぜひ実車にて確認していただきたい。すべてをゼロから開発した、 TTバイクアンカー初のタイムトライアルバイクとなるRT9。最速を求めるタイムトライアルバイクは、スポーツバイク開発における技術力の結集であるとアンカーは考えている。このRT9の開発にあたりまず行ったのは、バイク作りに対する考えを一旦ゼロとし、そこから再構築を始めたことである。RT9開発で重きを置いたのは、フロントフォーク、ダウンチューブ、チェーンステーの3部位。これらからなるバイク下部の総合性能を見直すことから始まった。このバイク下部は、人間でいうと脊椎に当たるものだとアンカーは考える。マシンの走行安定性、全体の剛性、加速感。すべてはこの『脊椎』から生まれる。ペダリングの力を失わない、左右非対称構造BB周辺の剛性を高めて、ペダルからの大きな入力にも耐える強固なフレーム構造を確保。これは長くトラックレーサーを作ってきた経左右非対称のチェーンステーBB周辺の剛性は、トラックレーサーに匹敵するまでに高めている。これに加え、ペダリングの力を最大限にトルクに変換するために、ペダルからの推進力がかかるチェーン側のチェーンステーを角状にした左右非対称の設計。たわみなどのロスを最小限に抑えられる。フレーム内蔵Di2バッテリーオリジナルステム電動変速Di2専用設計としたことで、ワイヤリングなどはDi2に最適化。バッテリーは車体全体の低重心化を図るため、BB下より挿入しシートチューブ内に内蔵する。シートポスト内にも内蔵可能である。(写真はバッテリー内蔵構造を明確に見せるためのスケルトンモデル)。フレーム全体のフォルムを継承した、RT9オリジナルのステム。ヘッドキャップからステアリングコラムのクランプ部まですべてを一体化、フレームとシームレスに組み合わせられる形状で、ステム周辺での乱流を最小限に抑える。3ピース構造でハンドル交換も容易だ。RT9 TECHNOLOGY