ブックタイトルBRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1

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概要

BRIDGESTONE ANCHOR 2017-AN1

100アンカーの思想 人の感覚と設計をつなげる、最新の科学的解析から生まれるフレームアンカーの設計思想は、乗り手の可能性を最大限に引き出すというもの。それはブリヂストン中央研究所とのPROFORMATを使った綿密な共同研究や、アンカー独自の研究施設『アンカーラボ』でのライダーによる実験検証から行われる。バイクに乗る人の出力と反応を数値化し、フレームの設計に適応、走りへと落とし込む。人を知ることで、乗り手の感覚という目に見えないものを数値化し続けてきたアンカーが、新たな解析技術を使い、この数値化を革命的に細かく精密にした。バイクの応力、プロトタイプの計測結果、そして人の感覚。これらを数値化し、さらなる理想を求める。日本の実直なものづくりの魂が、設計思想の根底にある。乗り手の感覚を物理現象として捉えるアンカーが人と自転車との綿密な関係性を知るために科学的分析を行うのは、人の感覚というあいまいなものを、フレームにまで再現できる確固とした数値にするためだ。PROFORMATは、そのために開発された最新の解析技術である。これまでにもアンカーラボで繰り返されてきたチームライダーほかによる独特の「進む」「引っかかる」「脚にくる」といった感覚的な言語を、細かな計測技術を利用して物理現象として捉えられた。そして綿密な予測シミュレーションで検証し、次のプロトタイプに反映できた。アンカーが目標とする、あいまいな感覚と確固たる数値との通訳を基にした開発は、次のレベルへと進んだ。安全規格を超える強度で行う耐久試験アンカーがバイク作りで最も大切にすること。それは安全性である。現在のスポーツバイクにおける安全規格は、ヨーロッパ主導の『EN規格』、国内の『JIS』があるが、アンカーはこれらに定められた安全検査のみならず、独自設定した試験を追加。その結果として、前記規格群が定める強度をはるかに超える耐久性を認めたもののみを販売する。加えて、採用されるパーツとフレームの組み合わせにおいても300項目以上もの安全検査を行い、さらには販売中のモデルにも毎月抜き打ちでの検査を行っている。「高性能は、絶対の安全と品質の上に成り立つ」という基本理念を確かなものとするためである。フレームサイズに合わせた4種のフォークアンカーは、それぞれのフレームサイズに合った設計の(オフセット値の)異なるフォークを4種用意する。一般にフレームサイズが変化することで、操作感が変わるという特性がある。これはハンドル操作に関わるキャスター角度(ヘッド角度)が、フレームサイズにより変化するからだ。キャスター角の異なるフレームすべてに同じフォークを装着すると、それぞれ操作感が変わり、狙った乗り味が損なわれてしまう。そこで4種のフォークをフレームサイズごとに使い分け、『トレール値』という操作感を左右する数値を同じくし、どのサイズでも適切な操作感を得られるよう設計した。このトレール値の基準も、アンカーの長い経験が生んだものだ。オフセットキャスター角トレール値アンカーの設計思想日本人向けのフレーム設計、サイジングアンカーは、すべての乗り手が適切に乗れるフレーム作りを目指している。その表れのひとつとなるのが、母国である日本の人々をはじめとする東洋人の体形に合ったサイズを基にしたジオメトリーを設計し、用意していることだ。例えば女性用ロードバイクでは、390mmという小さめのフレームサイズを用意し、身長145cmのライダーにも適切なポジションと走り心地を提供できる。またネオコットフレームでは、490mmから550mmまで10mm刻み、550mmから590mmまで20mm刻みでのフレームサイズを用意し、好みに合わせた選択が可能である。下に挙げたのは、最適なサドル高を股下サイズから算出できるアンカー独自の計算式だ。これも東洋人の体形を基にしたものである。股下サイズから換算する 適応サドル高の目安未経験0.86初級レベル0.87中級レベル0.88上級レベル0.885160mm +10165mm +5170mm ±0172.5mm -2.5175mm -5股下 × レベル別係数 + クランクサイズ = 適応サドル高の目安※上記の式で算出されたサドル高から、個人の身体的特徴(関節可動域、筋質、柔軟性、左右のバランス、過去の傷害等)によって微調整が必要です。ANCHOR BIKE PHILOSOPHY